明日29日、「小さい羊のシネマテーク11」行います。
『夏の嵐』(なつのあらし、イタリア語: Senso, 「官能」の意)は、ルキノ・ヴィスコンティ監督による1954年(昭和29年)製作・公開のイタリア映画である。原作はカミロ・ボイトの短篇小説『官能』(Senso)。同監督初のテクニカラー作品。
伊墺戦争を背景に、ヴェネツィアの公爵夫人とオーストリア軍の将校との破滅的な恋をオペラ的に描いた歴史大作。音楽にアントン・ブルックナーの交響曲第7番が用いられている。テネシー・ウィリアムズが台詞を協力し、監督助手としてフランチェスコ・ロージとフランコ・ゼフィレッリが参加している。冒頭で上演されるオペラはジュゼッペ・ヴェルディの『イル・トロヴァトーレ』である。