日陰に咲いた鬼才 映画監督・神代辰巳 特集
9/30(土) 10:00開始 (限定20席)
くましろたつみ 早大卒業後、1953年松竹に入社。1955年日活に移籍後、ロマンポルノを手がける。性を描きながらも、男女間の情感をコミカルなタッチも交えつつ表現。1972年「一条さゆり 濡れた欲情」、1973年「恋人たちは濡れた」、永井荷風原作の1973年「四畳半襖の裏張り」などの秀作を次々と発表。
会場:ラブミー牧場 仙台市青葉区立町14-7 五十嵐ビル1F
022(267)3031
◆上映作品「かぶりつき人生」1968年 日活 94分
原作:田中小実昌、監督・脚本:神代辰巳、出演:丹羽志津、殿岡ハツエ
関西ヌードの特出しストリッパーをやっている母親とその娘の生き様を描いた、オールロケ、オールシンクロで展開する演出が印象に残る神代辰巳デビュー作。
◆講演 寺本成彦(東北大学国際文化研究科教授)
ストリップと(しての)映画 神代辰巳 初期映画における「気の強い女」の系譜をめぐって
てらもとなるひこ 専門は映画、フランス文学。論文に『モーパッサン「野あそび」からジャン・ルノワール「ピクニック」への道程』、『寺山修司におけるロートレアモン-書物からスクリーンへ、スクリーンから街へ-』など。仙台アリアンス・フランセーズでシネクラブを共同主宰。
料金:前売2,800円 当日3,300円
問合せ・申し込み:右岸の羊座シネマテーク 070‐5323‐1939