今日11月6日は俳優・松田優作の22回目の命日にあたります。毎年自分の歳がどんどん優作さんの亡くなった年齢に近づいて来ているのと同時に、焦りを感じています。出演した映画・ドラマの数は今振り返ってみると決して多いとは言えませんが、印象に残る作品多数です。70年代の村川透監督の遊戯シリーズ、80年代には鈴木清順監督の『陽炎座』、森田芳光監督の『家族ゲーム』などジャンルが違う作品に出演しています。いつも新しい役に突き進んで行く様子がこの事からも伺えるのでは。私は彼の一匹狼ともちょっと違う「何処にも属していない存在」の役どころが多いのではないかと思っています。またそれをとても気に入っています。