羊座3周年!

本日27日右岸の羊座、開店から3周年を迎える事が出来ました。支えて下さっている皆さま本当に有難うございます。これからも宜しくお願いいたします。

感謝をこめて

平成24年11月27日 大越弘美

青池憲司監督からのメッセージ

オーストラリア・ゴールドコーストでの上映会を終えて、監督からメッセージが届きました。

みなさん
オーストラリア、ゴールドコーストでの上映会のかんたんな報告です。
21日の早朝に到着し、この企画の肝入りのおひとり品川真有美さん宅に滞在して、ご家族と過しています。上映会は、ベノア小学校(24日)がメインで、ボンド大学(23日)、クイーンズランド州立図書館(25日)の3回。ほかに、地元のコミュニティFMへの出演や邦字紙のインタヴューなどもありました。

ボンド大学は、日本語を学ぶ学生たちを対象にした上映会で、オーストラリアンはもちろん、
中国人(大陸、台湾)、日本からの留学生たち十数人が集りました。
トークでは、質問をまじえて、被災地の「いま」を話しました。
この上映会は、GAVIN Masako教授(日本思想史)の授業の一環として行われました。

ベノア小学校上映は、品川さんもメンバーの「絆プロジェクト」主催で、
当地に住む日本人160人超の観客(家族連れ)で、質量ともに大盛会でした。
トークではやはり被災地の「いま」を中心に話しました。
情報としては知っていても、わたしがナマのことばで話したことの意義はあったと思います。

クイーンズランド州立図書館はこの州の首都ブリスベンにあり(ゴールドコーストとは約80キロの距離)、地元の日本人とオーストラリアンの文化関係者の協力で実現しました。
設備のよいホールで、最高の上映環境でした。
観客は130人超、質疑応答も活発に行なわれて充実した会でした。

どの会場でも「英語版の完成を待ってもっと多くのオーストラリアンにこの映画を見せたい」
との声が上がりました。
以上、かんたんですが、ゴールドコーストにて。
明日(27日)帰国します。

青池

(平成24年11月26日) 河北新報にてオーストラリア上映会の記事掲載

 

お勧め映画

羊座の常連О女史が自身の映画鑑賞歴の中から、再度観たい作品をピックアップ。購入し、羊座に寄贈して下さっています。

今回紹介する作品は、『この森で、天使はバスを降りた』(1996年、アメリカ、リー・デビッド・ズロートフ監督)です。刑務所を出所して、ある小さな町の「スピットファイア・グリル」と言う軽食喫茶店に行き、そこで働く女性の物語を描いた作品。                        同年、サンダンス映画祭で観客賞を受賞。音楽は「薔薇の名前」のジェームズ・ホーナー、主演は「蒼い記憶」のアリソン・エリオット。共演は「キルトに綴る愛」のエレン・バースティン、「クラッシュ」のマルシア・ゲイ・ハーデンほか。

この森で、天使はバスを降りた (1996)

小さい羊のシネマテーク14

明日26日(月)、「小さい羊のシネマテーク14」行います。参加費300円。

取り上げる作品は、『若者のすべて』(ルキノ・ヴィスコンティ監督、1960年、Rocco e i suoi fratelli)です。

巨匠ヴィスコンティが悠揚迫らぬタッチでつづる、兄弟愛の大ロマンである。成功を夢見て上京したイタリア南部の貧しい家族と残酷な現実を叙情的に描いた作品である。イタリア語とフランス語の原題は「ロッコと彼の兄弟たち」の意味である。このネオ・レアリズモの総集編のような壮大な叙事詩を放ってのち、ヴィスコンティは、より典雅で耽美的かつ様式的な、貴族階級を描く独自の世界に没入していくことになる。

若者のすべて【HDニューマスター版】 [DVD]


 

仙台で松田美緒さんライブ!

昨年の右岸の羊座ライブから1年!

松田美緒「日本のうた」Live in 宮城

2012年12月11日午後7時~

「坐カフェ」仙台市青葉区大町1−3−7横山ビル1F  TEL 022-266-4632

日本の秘環の恋歌からキリシタンの祈り、東北の山の歌、瀬戸の海の歌、そして今回のテーマである、日本からブラジルに移民した人たちによって歌われた日本の歌ーコロニア。。。歌う旅人、松田美緒が今年からスタートした「日本のうた」が仙台と白石で上演されます。どこが懐かしい地球規模の日本のうたをお聴きください。

出演 松田美緒 (ヴォーカル)鶴来正基(ピアノ) 渡辺亮(パーカッション)

小さい羊のシネマテーク13

明日19日(月)、「小さい羊のシネマテーク13」行います。参加費300円。

取り上げる作品は、『郵便配達は二度ベルを鳴らす』( Ossessione, 「妄執」の意)です。1942年(昭和17年)製作・公開のイタリア映画、ルキノ・ヴィスコンティ監督の長編処女作である。原作はジェームズ・M・ケインの『郵便配達は二度ベルを鳴らす』だが、クレジットでは示されていない。原作者の許諾を得ることなく映画化された違法な作品であるため、イタリア公開時に数日で上映禁止となり、長らく「幻の処女作」と呼ばれていた。アメリカでの公開はヴィスコンティの死後、1976年のニューヨーク・フィルム・フェスティバルであった。日本ではタイトルをケインの小説に合わせて1979年に公開された。

映画『湊小学校避難所』が紹介されました。

11月10日(土)~16日(金)まで桜井薬局セントラルホールで上映されるドキュメンタリー映画『石巻市立湊小学校避難所』が河北新報・夕刊紙面で紹介されました。

「震災から時間がたった今、状況を見つめ直すことで、支援の在り方に関心をもってもらえれば」と監督の藤川佳三さん。

http://www.sakura-centralhall.jp/ (桜井薬局セントラルホール)

尚、11月4日(日)~16日(金)まで桜井薬局セントラルホールでは、「2012年 傑作ドキュメンタリー週間」を開催しています。

青池憲司監督からのメッセージ

みなさん

秋も深まってきました、いかがお過ごしでしょうか。

以前にもおつたえしましたが、
映画『3月11日を生きて〜石巻・門脇小・人びと・ことば〜』(日本語版)
の上映会が、オーストラリアのゴールドコーストで行なわれます。
現地のみなさんのご尽力と多くのご協力のたまものです。ありがとうございます。
わたしもお招きにあずかりました。
映画の上映とともに、「被災地の現在」をお話したいと考えています。

みなさんの友人、知人、ご存知よりの方で、ゴールドコーストと近隣にお住いの方がいらっしゃいましたら、ご案内ください。よろしくおねがいします。

また、いま、この作品の英語版と中国語版の製作を進めています。
広く、世界に発信していきたいと思います。
こちらもよろしくおねがいします。  青池
<以下、主催者の上映案内です>
 
  • 「遠く離れた地でも、被災者の気持ちを分かち合える瞬間があるだろう」
    「被災者に寄り添って撮り続けた監督の生の声を、日本各地から集まっている日本人に聞いて・それをまた誰かに伝えてほしい」1995年、阪神大震災の神戸の復興を描いたドキュメンタリー映画「阪神大震災 再生の日々を生きる」を指揮した青池憲司監督。今回、大震災と津波によって焼失した石巻市立門脇小学校を舞台としたドキュメンタリー映画、「3月11日を生きて」を製作、大震災のその日、午後2時46分の地震発生から翌朝までの約16時間を児童、保護者、教師がどういう思いでその瞬間、時間を過ごしていたのか、37人の実際の被災者がご自身の言葉で語りかけます。

    当日はこの映画の上映、そして映画を作りながら考えたこと、感じたこと、今の被災地支援の現状等、日本からこの上映会のためにゴールドコーストへお越しいただく青池監督に、映画の上映後熱く語っていただきます。お子様にも是非見ていただきたい作品です。是非お越し下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。======================================「3月11日を生きて 石巻・門脇小・人びと・ことば」の上映会日時:11月24日(土曜日)/ 入場無料
    開場:2:30PM  開演:3:00PM
    * 時間はすべてQLD州時間です。

    会場:ベノア小学校講堂(Benowa State Primary School)
    住所:314-355 Benowa Road, Benowa QLD 4217