5月29日 午後1時~

前回8日に引き続き1時からは、アッバス・キアロスタミ監督作品「友だちのうちはどこ?」の上映があります。

その後3時からは新しく「ぽっと・らっくカフェ」の企画として「書棚」の開設記念イベントを行います。羊座のオープン時から多大な応援をして下さっている方、千賀七生さんが地震後に自身の本棚の整理をしたいということで映画関連の書籍を寄贈下さりました。絶版のものばかりです。インタビュー形式で千賀さんの映画遍歴をお話し頂きます。

それからもう一つ最後に、ドキュメンタリー映画「小三治」の上映も正式決定しました。詳しくは後日発表します。

試写会のお知らせ

3月11日に羊座で予定されていた映画「うつし世の静寂に」(監督:由井英、2010年、日本、96分)の試写会が行われる事になりました。下記内容にて開催されますのでお知らせします。

・日時:6月4日(土)午後1時から

・場所:東北文化学園大学にて

(仙台市青葉区国見6-45-1 022-233-3310)

・参加料: ¥300

・主催・問い合せ: 須江達雄さん(022-273-9201)まで

参加を希望される方は須江さんまで連絡お願いいたします。

ぽっと・らっくシネマテーク報告

去る5月8日(日)、アッバス・キアロスタミ監督特集作品「そして人生はつづく」鑑賞と岩沼市在住のイラン人女性マスメ・ラメザニさんのトークが行われました。2003年に発生した地震後のイランの復興の様子をスライドで見せていただき、パートナーの渡辺さんの通訳を交えながらの約1時間、国によって復旧、復興の進み具合は様々でしょうが、今の日本、東日本大震災の状況と重なり大変興味深いお話しでした。マスメさんは共に助け合わなければ進むことの出来ない「共助」の大切さを繰り返していました。

単に映画の鑑賞だけではなく話しを持ち寄る「シネマテーク」を今後も続けて行きたいと思っています。

明日再々開!

あす30日(土)から再び店を開けます。お待たせいたしました。

建物の外壁が総タイルのため雨漏り箇所が多数ある様で、殆んどが塞いでもらいましたが見つかっていない亀裂箇所が「後で発見」なんて事もあるそうです。雨後に職人さんの最終点検が入るまでは壁のクロスが無いまま、コンクリートが剥き出しのままですがお店は開けます。ご了承下さい。

もう一つお知らせがあります。「ぽっと・らっくシネマテーク」という新企画が始まります。ぽっと・らっくとは(持ち寄る)という事なので、「皆が集まり映画も持ち寄って語ろうではないか」という考えです。心に留めておいたことや気になることを映画の内容も交えながら話そうではないかと思っています。5月8日(日)午後1時から、映画「そして人生はつづく」(1991年、イラン、アッバス・キアロスタミ監督作品)を見て話しをします。今回は宮城県在住のイラン人女性マスーメさんに当時の状況などを伺いながら座談会を行います。参加費800円(コーヒーやお茶、軽食が付きます)

皆さまの「座右の映画」「私の推薦する一本」をぜひ「ぽっと・らっくシネマテーク」に持ち寄って来て下さい。歓迎!

只今修繕中。

店の入り口から正面の部分の壁板をすべて剥がし、雨漏りの場所を塞いでもらっています。雨が降ると写真の壁あたりから雨が漏れ入ってきて台所周辺まで水が浸水していました。余震の度に浸水範囲が拡大しているように思っていましたので、もう限界でした。梅雨の季節前に修繕してもらって良かった。

29日までお休みします。ご了承下さい。

お休みします。

突然ですが、4月25日(月)~29日(金・祝)の5日間臨時休業します。

地震後に店の一部に雨漏りが発生していましたが、日を追うごとに範囲が拡大して行きました。

昨日の雨でついに道具置き場周辺が完全に浸水状態に。大家さんとの話し合いで修繕を早めてもらう事にしました。壁を外して徹底的に修繕してもらう事になっています。

ご迷惑おかけしますが、何とぞご了承下さい。

24日(日)まで通常営業(10:00~15:00)までいたします。宜しくお願いします。

 

ぽっと・らっくカフェ2

昨日、今朝とまたまた余震が続いていますが、皆さま大丈夫ですか?そして今朝の報道では原発の放射性物質放出のレベルが上がったというニュースが・・・。情報を集め過ぎても、深く考え過ぎても仕方がないので私はその日出来る事にベストを尽くし、あとは天に運命をまかせるしかないと腹をくくっています。

遅れてしまって申し訳ありません。10日のイベントの報告です。9日(土)に来仙したあがた森魚さんは友人の佐藤さんと猪俣さん3人で佐藤さんの息子さんの追悼のため一路名取・閖上へ。翌日あがたさんは羊座に「唄を持ち寄り」参上。ライブを開催しました。唄を渇望していたので本当にいい時間でした。3月21日の羊座でのあがたさんのライブも延期にしてしまったので、羊座でのイベントを再びあがたさんから再開出来た事に嬉しく思いました。

中間に座談会をはさみ参加者全員で「地震の時、その後どう過ごしましたか?」や「今後どんなふうに復興して行こうか?」など思っている事を次々に発言しました。今回の参加者の殆んどは仙台市内在住の方々なので落ち着き話しを出来る状態になっている様子でした。海岸付近の親戚を受け入れている方や、店を再開したが今後の心配を率直に話してくれる方、地震発生時不思議な神秘的体験をした方など・・・。聞いていて共感出来ること多々あり。

座談会の中間にはあがたさんの友人で越路姉妹(港町横浜で結成され「唄と笑いの花束を」をテーマに女心を唄うバンド、オフィシャルウェブサイトで活動内容をチェックして下さい)の長女・越路よう子さんが緊急参加。よう子さんも相馬、石巻の後仙台入りして羊座であがたさんと合流参加下さりました。よう子さんの登場で一段と会場が明るくなり、心に花束を頂いた気分になりました。「こしじ」よう子さん、「こえじ」の羊座を今後も宜しくお願いします。

今回余震の中来仙して下さったあがたさん、よう子さん、音響・伴奏のトムさん、準備に協力頂いた皆さま本当に有難うございました。最後にこの「ライブと座談会」無事終了出来た事に安堵しています。佐藤さんそして佐藤さんの息子さんが開催させてくれた様に思っています。感謝!

今後もぽっと・らっくカフェでのイベントを開催する予定です。参加下さい。

*本日12日(火)午前中にやっと念願のガスが復旧しました。

 

無題

今朝は早起きをしてお客さんの一人、金城さんの車で仙台市内の温泉街秋保温泉の共同浴場に行ってきました。湯船に浸かるのは約1ヶ月ぶりで体に羽が生えた様に軽くなりありがたさを痛感。

その後若林区の荒浜海岸へ。自分の目で見るべきだという周りの声に押され金城さんの車で深沼海水浴場周辺へ。以前通った道は寸断され田んぼの風景に潮の匂いが漂っていました。変わり果てた風景は「原野」でした。通行可能な半壊した道を海岸と並行して進むしかありませんでした。亡くなられた方の無念、残った私たちの無力感、とても考えがまとまりません。

明日昼12:00から開催する「あがた森魚ライブと座談会」の中でもこの新聞記事を元に語り合いのたいと思います。

ぽっと・らっくカフェ1

ぽっと・らっくカフェが始まって一週間が経ちました。ガスはまだ復旧していませんので一日の始まりは火起こしから始まります。初日はお客さんの小沢さんが火を起こして下さりその後は見様見真似で自分でやっていますが回を重ねるごとに上手くなっていますよ。火を囲んでいると初対面同士でも自然と会話が行われる様で、暖かくなるこれからもしばらくは続けて行こうと思っています。来て下さるお客さんの話も様々で地震時の体験談や今後の生活の不安、これからの経済の不安、原発問題等々・・・。3・11以降すべてが変わってしまったので戸惑いを抱える事は皆同じですよね。話すことで解放される事が沢山あると思いますので羊座でお話して下さい。私も救われています。

今はカンパ頂いた食材も含めてお客さんの要望にあわせてお昼ごはんも用意しています。100円コーヒーはとても好評で常連の方、初めて来られる方皆喜んで注文して下さっています。

*羊座に物資が届いています。赤ちゃん、子供用物資(粉ミルク、アレルギー対応粉ミルク、熱さまシート、子供用マスク他)、カイロ、タオルなどなど希望の方連絡下さい。

ご協力頂いている皆様感謝申し上げます。