若林区ゆかりの人映画祭2014

12/13(土)正午~

会場:南小泉町内会館(若林区南小泉1-8-28 仙台駅バス乗り場⑥から古城三丁目経由霞目行乗車、南小泉2丁目下車徒歩1分 セブンイレブン南小泉店うら)

真山青果原作映画 『元禄忠臣蔵』上映(前篇 正午~、後篇 午後3時~)

午後2時~は、「劇作家・真山青果と南小泉村」と題して加藤純二さん(仙台郷土研究会会員)の講演会を開催します。(平成26年度 若林区まちづくり活動助成事業)

映画『元禄忠臣蔵』(前篇112分/1941年)(後篇107分/1942年)、溝口健二監督、原健一郎・依田義賢脚本、真山青果原作、深井史郎音楽、杉山公平撮影、出演者:四代目河原崎長十郎、三代目中村翫右衛門、五代目嵐芳三郎、高峰三枝子、三浦光子、山岸しず江他

数多くの作品が生み出され、日本人が愛着を持ち続けてきたドラマ「忠臣蔵」。農村文学「南小泉村」の作者であり、劇作家の真山青果が書き上げた『元禄忠臣蔵』は、名匠・溝口健二が史実にこだわり創り上げ壮大な「歴史映画」として完成。力強い緊張感が深い感動をよびおこす傑作といわれている。フィクションではない、目指すは史実としての「忠臣蔵」。

参加費 1200円(資料・軽食付き)

問い合わせ 右岸の羊座 070-5326-1974

 

 

 

ロシア映画を研究する会キノエクラン12月例会

12/7(日)17:00~、国際センター会議室(仙台市青葉区青葉山 ℡022-265-2211)

参加費 500円(資料代含む) *予約不要。直接会場にお越しください。

映画監督 パラジャーノフの世界『スラム砦の伝説』上映

1984年・83分・グルジアフィルム・セルゲイパラジャーノフ監督

度重なる敵の侵入のため多大な戦死者を出していた頃のグルジア。皇帝は民との平和を宣言し、祖国を護る砦の建設に立ち上がった。だがトビリシの南門のスラム砦だけは、何度建造してもすぐに破壊されてしまう。スラム砦建設はグルジア民族の宿願となっていた・・・。

作品上映後、日本ユーラシア協会宮城県連合会事務局長・移川仁さんの解説があります。

主催:日本ユーラシア協会宮城県連合会 共催:右岸の羊座 (問070-5326-1974 大越まで)

 

青葉の杜の映画祭2014 

いよいよ明日から始まります「青葉の杜の映画祭2014」。今回のテーマは、今年生誕100年記念の作曲家・早坂文雄の映画音楽です。下記の内容で開催します。

青葉区まちづくり推進課助成事業

■ 11/21(金) 18:00~仙台市民会館小ホール

「生誕100年記念・早坂文雄の映画音楽パート1」

入場料 500円(直接会場にお越し下さい。)

片山杜秀さんの記念講演「早坂文雄 人と作品」早坂文雄

(写真:北浦絃子さん提供)

映画『近松物語』上映 1954年/大映/102分/溝口健二・監督/早坂文雄・音楽

(Ⓒ KADОKAWA 1954)

会場内で講演者・片山杜秀さんの書籍販売あり。

■ 11/22(土)~28(金) 桜井薬局セントラルホール

http://www.sakura-centralhall.jp/lineup.html セントラルホール

早坂文雄映画音楽作品から

山口淑子主演の2作品上映 「追悼・李香蘭」

Li_Xianglan.jpg

1日1回上映『暁の脱走』 22日のみ10:00 23~28日 11:00

        『醜聞』 22日のみ12:10 23~28日 13:10

22日(土)14:00~ 『李香蘭 私の半生』の共著者・藤原作弥さんの講演会あり

講演後には書籍『李香蘭 私の半生』販売あり。

入場券:一般1300円、シニア・学生1000円

■この後も「青葉の杜の映画祭」は続きます。

11/28(金)『細雪』の上映会 シニアネット仙台「一番町サロン」 300円

12/7(日)上山草人出演作品『鞍馬天狗 横浜に現る』上映会とラインホルト・グリンダさんの講演会 ギャラリーターンアラウンド 800円

詳細は問い合わせ下さい。070-5326-1974 青葉の杜の映画祭実行委員会まで。

*右岸の羊座の営業は、明日21日15:30まで、22日は一日お休みいたします。ご了承ください。

 

映画監督 亀井文夫 全作品上映その5

10/19(日)13:00~

『基地の子たち』(1953年・29分)、『流血の記録 砂川』(1956年・56分)『人間みな兄弟 部落差別の記録』(1960年・59分)の3作品の上映を行います。

会場 荒町養賢堂 仙台市若林区荒町130

(地下鉄五橋駅下車、荒町商店街「セブンイレブン」から左折すぐ)

参加費 1000円

主催・問い合わせ 右岸の羊座 070-5326-1974

助成 (公財)仙台市市民文化事業団

ロシア映画を研究する会 キノエクラン例会

◆映画監督 パラジャーノフの世界

8月31日(日)13:30~  参加費 500円(資料代含む)

仙台国際センター・会議室A(仙台市青葉区青葉山 ℡022-265-2211)

 

◇観賞作品 『ざくろの色』(1971年・監督・脚本:セルゲイ・パラジャーノフ)

18世紀のアルメニアの詩人サヤト・ノヴァの生涯にオマージュを捧げた八章の美しい映像詩編。伝記ではなく、その時代の人々の情熱や感情を台詞のほとんどない映像言語で描いている。静物画のような題名が示す通り、絵画的な美しさを放ち、また神秘的で謎めいた儀式性と様式美の面でタルコフスキーの「鏡」と並び称される作品である。

◇セルゲイ・パラジャーノフ-1924年~90年・ソ連グルジア・トビリシ生まれ、アルメニア人。1946年モスクワの全ソ国立映画大学監督科に入学。ミハイル・ロンムなどの名匠の元で映画製作を学ぶ。1964年監督の『火の馬』が世界的に高い評価を受ける。リアリズムと逸脱した自由な表現を嫌ったウクライナ映画行政当局と衝突し、次作『ざくろの色』(1971年)はアルメニアで製作。1974年には同性愛、美術品の不法販売という罪状で5年間の懲役判決を受け1977年にようやく釈放される。1980年代後半、ペレストロイカの進行により自由な環境で製作された『アシク・ケリブ』は、海外の映画祭で大絶賛されるが、遺作となる。

*観賞後に日本ユーラシア協会宮城県連合会事務局長 移川仁さんの解説があります。

*右岸の羊座を会場に行っていました「キノエクラン例会」ですが、今回は会場を国際センターに移し開催いたします。お間違いのないようによろしくお願いいたします。

主催: 日本ユーラシア協会宮城県連合会

共催: 右岸の羊座  問い合わせ: 070-5326-1974 大越まで。

 

若林ゆかりの人映画祭2014

仙台市若林区にゆかりを持つ映画人に焦点を当て、その作品と人物を紹介する「若林ゆかりの人映画祭2014」が始まります。7月の亀井文夫から始まり、8月の若尾文子、その後も様々な内容の上映と講演が続きます。

◆「亀井文夫作品上映」7月27日(日)13:00~

会場 荒町養賢堂  仙台市若林区荒町130(荒町商店街セブンイレブンより東七番丁方面へ、角をまがりすぐ)

亀井文夫(1908年-1987年)福島県原町生まれ。幼少期に仙台に転居、大年寺そばの門前町に住み、若林区南材木町尋常小学校に通う。代表作に『戦ふ兵隊』『上海』『信濃風土記 小林一茶』などがある。文化・記録映画を表現力豊かなジャンルに高めたこと、生涯にわたり戦争や核問題、差別、社会のゆがみを見つめ続ける作品を発表したことで没後数十年経ったいまでも評価され続けているドキュメンタリー映画監督である。

『信濃風土記より 小林一茶』(1941年・27分・モノクロ)

『荒海に生きる-マグロ漁師の生態-』(1958年・28分・モノクロ)

『人間よ傲るなかれ-映画監督亀井文夫の世界-』(1991年・83分・カラー)

今回は亀井文夫監督作品『小林一茶』『荒海に生きる』2作と亀井文夫の足跡を追ったドキュメンタリー『人間よ傲るなかれ』の3作品を上映します。

上映の前後に映画『津波のあとの時間割』監督・青池憲司さんの解説があります。

入場料1000円

◆「女優・若尾文子まつり」 8月1日(金)・2日(土)・3日(日)

若尾文子の代表作4作品一挙上映と、片山杜秀さん、ラインホルト・グリンダさんによる講演を開催します!

会場 若林文化センター2階(1階が若林図書館です。)

仙台市若林区南小泉1-1-1(仙台駅バスプール6番乗り場から若林区役所方面バスに乗車「若林区役所前」下車、徒歩5分。会場に駐車場あり。)

若尾文子 東京生まれ。戦時中仙台に疎開し宮城県第二女子高等学校に通う。1951年大映ニューフェイスとして映画界入り。可憐な娘役で人気を博す。その後名匠、巨匠に起用され日本映画史に残る数々の作品に出演。その数は250本以上。文芸映画の薫り高い名作や複雑な女性心理の陰翳を繊細に演じわけ、官能的な美しさをフィルムに焼きつけた日本を代表する映画女優である。

〈上映作品〉

8/1-16:00、8/3-14:50 『雪之丞変化』(1963年・113分・市川崑監督)

8/1-19:00、8/2-15:00 『その夜は忘れない』(1962年・96分・吉村公三郎監督)

8/2-11:00 『しとやかな獣』(1962年・96分・川島雄三監督)

8/2-16:40、8/3-11:00 『妻は告白する』(1961年・91分・増村保造監督)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

〈講演〉

片山杜秀 1963年仙台生まれ。慶應義塾大学法学部教授。現在、朝日新聞の「文芸時評」「クラシック音楽評」を担当。吉田秀和賞、大宅壮一ノンフィクション賞、サントリー音楽賞の選考委員を務める。月刊誌『群像』『新潮45』の連載、NHK-FМ「クラシックの迷宮」のパーソナリティも好評中である。今年、作曲家・伊福部昭生誕百年を祝う出版物では責任編集を担当するなど多方面で活躍。

Tsuruoka1VIII11(2) (1)

ラインホルト・グリンダ 1965年ドイツ・ハイデルブルグ生まれ。ゲッチンゲン大学比較メディア研究所・日本映画史担当を経て、08年から山形大学基盤教育院准教授。戦前・戦後の日本映画に飛び抜けた知識と造詣を持ち、資料収集も行っている。現在、山形新聞「ことばの杜へ」では執筆人のひとりである。東北生まれの映画人に光をあてるイベント実施を呼びかけている。

8/1 18:00~ ラインホルト・グリンダ講演

「若尾文子は日本映画戦後黄金時代最後の女優だ」

8/2 12:40~ 対談 片山杜秀 ラインホルト・グリンダ「スクリーンにみる ヒロシマ」         13:40~ 片山杜秀講演①「日本映画戦後黄金時代を支えた作曲家たち」

8/3 12:40~ 片山杜秀講演②「作曲家・伊福部昭との出会い」

入場料 1日券800円 3日共通券1800円(途中出入り自由)

主催・問い合わせ・予約 右岸の羊座 070-5326-1974大越まで又は、uganhits@gmail.comまでご連絡ください。

助成 平成26年度若林区まちづくり活動助成事業