10月23日(日)
仙台国際センター1階研修室(仙台市青葉区青葉山 022-265-2211)
◆チェルノブイリ原発事故で地図から消えた村に暮らす人びとの物語
10:00~ ドキュメンタリー映画「ナージャの村」1997年・118分
チェルノブイリ原発事故で汚染されたベラルーシ共和国ゴメリ州ドゥヂチ村。原子力とは無関係の生活を続ける村であるにも関わらず、放射能汚染のため、国の立ち退き要請で地図から消えてしまった。それでも村に残る6家族がいる。美しく厳しい自然とともに、大地に根ざして明るくたくましく生きる彼らの暮らしは、豊かさとは何かということを私たちに教えてくれる。音楽:小室等 語り:小沢昭一
◆12:00~ 「ナージャの村」「アレクセイと泉」を撮影した
一之瀬正史カメラマンの講演「ベラルーシ撮影秘録」
映画カメラマン。1977年「わが街わが青春・石川さゆり水俣熱唱」(監督:土本典昭)でデビュー。「ナージャの村」にて日本映画撮影監督協会JSC賞受賞。芸術性の高いカメラワークには定評がある。作品は「アレクセイと泉」「ナミイと唄えば」「バオバブの記憶」
2015年公開「アラヤシキの住人たち」他。
◆百年間静かに湧き続ける泉の物語
13:30~ ドキュメンタリー映画「アレクセイと泉」2002年・104分
「ナージャの村」から5年、再び本橋、一之瀬コンビで作られた作品。原発事故で被災したベラルーシ共和国東南部にある小さな村ブジシチェ。学校跡からも、畑からも、森からも、採集されるキノコからも放射能が検出されるが、不思議なことにこの村の泉からは一切検出されない。村人たちは自慢そうに答える「なぜって?それは百年前の水だからさ」と。湧き続ける泉は、私たちにを多くを語りかけ続けている。音楽は坂本龍一が担当している。
ロシア映画を研究する会 キノエクラン特別例会
入場料 1作品600円 2作品前売券 1000円
主催 日本ユーラシア協会宮城県連合会
共催・問い合せ 右岸の羊座シネマテーク 070-5326-1974 大越まで