ロシア映画を研究する会キノエクラン12月例会

12/7(日)17:00~、国際センター会議室(仙台市青葉区青葉山 ℡022-265-2211)

参加費 500円(資料代含む) *予約不要。直接会場にお越しください。

映画監督 パラジャーノフの世界『スラム砦の伝説』上映

1984年・83分・グルジアフィルム・セルゲイパラジャーノフ監督

度重なる敵の侵入のため多大な戦死者を出していた頃のグルジア。皇帝は民との平和を宣言し、祖国を護る砦の建設に立ち上がった。だがトビリシの南門のスラム砦だけは、何度建造してもすぐに破壊されてしまう。スラム砦建設はグルジア民族の宿願となっていた・・・。

作品上映後、日本ユーラシア協会宮城県連合会事務局長・移川仁さんの解説があります。

主催:日本ユーラシア協会宮城県連合会 共催:右岸の羊座 (問070-5326-1974 大越まで)

 

ロシア映画を研究する会 キノエクラン例会

◆映画監督 パラジャーノフの世界

8月31日(日)13:30~  参加費 500円(資料代含む)

仙台国際センター・会議室A(仙台市青葉区青葉山 ℡022-265-2211)

 

◇観賞作品 『ざくろの色』(1971年・監督・脚本:セルゲイ・パラジャーノフ)

18世紀のアルメニアの詩人サヤト・ノヴァの生涯にオマージュを捧げた八章の美しい映像詩編。伝記ではなく、その時代の人々の情熱や感情を台詞のほとんどない映像言語で描いている。静物画のような題名が示す通り、絵画的な美しさを放ち、また神秘的で謎めいた儀式性と様式美の面でタルコフスキーの「鏡」と並び称される作品である。

◇セルゲイ・パラジャーノフ-1924年~90年・ソ連グルジア・トビリシ生まれ、アルメニア人。1946年モスクワの全ソ国立映画大学監督科に入学。ミハイル・ロンムなどの名匠の元で映画製作を学ぶ。1964年監督の『火の馬』が世界的に高い評価を受ける。リアリズムと逸脱した自由な表現を嫌ったウクライナ映画行政当局と衝突し、次作『ざくろの色』(1971年)はアルメニアで製作。1974年には同性愛、美術品の不法販売という罪状で5年間の懲役判決を受け1977年にようやく釈放される。1980年代後半、ペレストロイカの進行により自由な環境で製作された『アシク・ケリブ』は、海外の映画祭で大絶賛されるが、遺作となる。

*観賞後に日本ユーラシア協会宮城県連合会事務局長 移川仁さんの解説があります。

*右岸の羊座を会場に行っていました「キノエクラン例会」ですが、今回は会場を国際センターに移し開催いたします。お間違いのないようによろしくお願いいたします。

主催: 日本ユーラシア協会宮城県連合会

共催: 右岸の羊座  問い合わせ: 070-5326-1974 大越まで。

 

ロシア映画を研究する会 キノエクラン

例会「映画監督 パラジャーノフの世界」

6月22日(日)13:30から

耽美的な映像で一躍パラジャーノフの名を世界に知らしめることとなった作品『火の馬』1964年・キエフスタジオ・95分を観賞します。観賞後には、資料とともに移川仁さん(日本ユーラシア協会宮城県連合会事務局長)の解説があります。

原作はウクライナの文豪ミハイル・コチュビンスキーの「忘れられた祖先の影」。ウクライナの南、カルパチア山地に住むペトリュクとグデニュクの二つの氏族は、何世代にもわたっていがみあいが続いていた。敵同志であるはずの両家の子供たち、イワンコとマリチカは幼い特から兄弟のように遊びたわむれ、大人になったいま、互いに愛し合うようになっていた・・・・・。

セルゲイ・パラジャーノフ-1924年~90年・ソ連グルジア・トビリシ生まれ、アルメニア人。1946年モスクワの全ソ国立映画大学監督科に入学。ミハイル・ロンムなどの名匠の元で映画製作を学ぶ。1964年監督の『火の馬』が世界的に高い評価を受ける。リアリズムと逸脱した自由な表現を嫌ったウクライナ映画行政当局と衝突し、次作『ざくろの色』(1971年)はアルメニアで製作。1974年には同性愛、美術品の不法販売という罪状で5年間の懲役判決を受け1977年にようやく釈放される。1980年代後半、ペレストロイカの進行により自由な環境で製作された『アシク・ケリブ』は、海外の映画祭で大絶賛されるが、遺作となる。

参加費 800円(資料とお茶代含む)

会場・問い合わせ 右岸の羊座 022-353-9071または070-5326-1974。

 

 

ロシア映画を研究する会 キノエクラン

3月21日(金・祝)午後1時30分より、例会を行います。

ソビエト雪どけ時代の名作特集 「人間の運命」観賞会

(1959年・モノクロ・97分・セルゲイ・ボンダルチュク監督)

ノーベル文学賞受賞作家ミハイル・ショーロフの短編小説を題材に、ソビエト芸術映画界の草分け的存在のセルゲイ・ボンダルチュクの第一回監督作品であり主演作。第二次世界大戦に巻き込まれたロシア人の男が家族を失い、捕虜として肉体的、精神的な打撃を受けながらも、たくましく生きていく様を描いた感動的ヒューマンドラマ。ボンダルチュク独特の自然風景や音楽を駆使した前衛的とも芸術的とも言える映像美に、決して美しくはないが、泥臭く忍耐強い生への執着が切々と描かれている。1959年モスクワ映画祭でクランプ受賞作。

作品観賞後に日本ユーラシア協会宮城県連合会事務局長・移川仁さんの解説があります。

参加費 800円(資料と軽食付)

会場 右岸の羊座 070-5326-1974まで問い合わせ下さい。

ロシア映画を研究する会 キノエクラン

・・・・・・・・・・・・グレゴーリー・チュフライ監督特集・・・・・・・・・・・

2月11日(火・祝)  ①女狙撃兵マリュートカ 午後1時30分

    ②誓いの休暇 午後4時

      22日(土)    ③誓いの休暇 午後1時30分

                ④女狙撃兵マリュートカ 午後4時

2作品観賞で1000円(資料・ロシアンティーとピロシキ付)

*11日午後3時からは、

日本ユーラシア協会宮城県連合会事務局長・ 移川仁さんの解説があります。

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■女狙撃兵マリュートカ(1956年・93分)赤軍の女狙撃兵マリュートカは、四十一番目の敵を射止めた。その敵は白軍の中尉で、彼は負傷しただけですみ捕虜となった。マリュートカは中尉を船で護送することになるが、船は難破し孤島にたどりつく。しかたなく二人だけの生活が始まり、いつしか敵同士の二人の間に愛が芽生えはじめる・・・。原作はボリス・ラヴレニョフの短編「41番目の男」。1957年カンヌ国際映画祭審査員賞受賞。

■誓いの休暇(1959年・87分)一兵卒の帰郷を軸に、戦争反対をうたいあげた名作。19歳の兵士アリョーシャは思いがけぬ戦功から英雄と呼ばれ、6日間の帰郷の休暇をもらう。ところが、親切心から列車に乗り遅れたり、頼まれたことずてを人に届けたり、貨物列車で偶然出会った娘と淡く悲しい恋をしたりする。結局母のもとへ辿り着いた時にはすでに帰路の日数を残すのみだった・・・。1960年カンヌ国際映画祭最優秀特別作品賞はじめ受賞多数。

会場・問合せ:

右岸の羊座 仙台市若林区南小泉4-1-11 ℡022-353-9071

アンコール鑑賞会!

本日23日(月)午後1時と午後3時30分の2回、映画『鶴は翔んでゆく』の鑑賞会を開催します。前回の上映が好評につき再度行う事となりました。

参加費600円(資料・1ドリンク付)

会場 右岸の羊座 仙台市若林区南小泉4-1-11 ℡022-353-9071

1957年・ソビエト・96分・ミハイル・カラトーゾフ監督 『鶴は翔んでゆく』

1950年代の「雪解け」後に現れたソビエト映画の新しい波。第11回カンヌ映画祭でパルムドームを受賞した映画『鶴は翔んでゆく』は、スピードに富んだ卓抜なカメラワークや、個人を中心としたテーマの描出で、当時新しいソビエト映画として賞賛を受けた。

ロシア映画を研究する会 キノエクランでは、ロシア映画の面白さに触れる映画会を月に1度開催。コメディや恋愛映画、SF、最新の作品など様々な作品を紹介します。会員を募集しています。右岸の羊座までお問合せ下さい。

 

ロシア映画を研究する会・キノエクラン

この度、ロシア映画の面白さに触れる会-キノエクランКиноэкран-がスタート。

まずは1950年代の「雪解け」時代に作られた名作から始めます。月1回開催、会員募集中です!日本ユーラシア協会・宮城県連合会事務局の移川仁さんの解説付。

■11月26日(火)午後6時30分から

会場・問い合わせ 右岸の羊座 仙台市若林区南小泉4-1-11                          ℡022(353)9071

参加量 1000円(ロシア料理と資料・解説付)

1957年・ソビエト・96分・ミハイル・カラトーゾフ監督作品『鶴は翔んでゆく』を取り上げます。スピードに富んだ卓抜なカメラワークや、個人を中心としたテーマの描出で、新しいソビエト映画として賞賛された作品。第二次大戦下の兵士として出生した恋人を思いながら、空襲下に結ばれた他の男との結婚に悩み、恋人の戦死によって、一人強く生きることを決意する女性主人公。第11回カンヌ映画祭・パルムドール受賞作。