映画「草間彌生 わたし大好き」報告

28日の上映会に参加下さった皆さま本当に有難うございました。羊座の活動当初から希望していたこの映画を上映することが出来て本当に嬉しく思っています。映画の中で垣間見る事の出来る、感情の動き、せめぎあいの中から生まれる作品の数々には本当に圧倒されてしまい、日常生活の様子では人間味溢れる姿に大変な親近感をおぼえました。とても見応えのある作品でした。

上映当日の朝、「今日の1時からの上映に伺いたいのだけれど、以前草間彌生さんの展覧会を企画したことがあって、彼女と撮った写真を持参しても良いかしら」との電話が羊座に入りました。驚いたものの、とても嬉しい申し出に「是非お願いします。」との返事をしました。電話の女性はアート・ディレクターのお仕事をされていて、草間彌生さんはじめ数々の現代美術作家との親交を深められ、現在は仙台在住とのお話でした。1回目上映後に、Oさんに少しだけ草間さんとの交流談や展覧会を企画した際の経緯などお話頂きました。映画の後に貴重な話しを聞くことが出来て、参加頂いた方々もきっと印象深い上映会になった事と思っております。Oさん本当に有難うございました。

*現在、スペインを皮切りに(ヨーロッパ、アメリカを巡回)草間彌生回顧展が開催されていますが、8月6日~11月27日までは東京・ワタリウム美術館にて「草間彌生 Kusama’sBodyFestival in’60s展」開催中です。

 

第2回 有料試写会「花々の過失」

8月1日(月)夜6時半~、入場料金1000円にて開催します。

主催・会場・問い合せ:右岸の羊座 022(721)1094

絶叫する哲学者、無頼詩人のロマンを奇跡的に体現する表現者、友川カズキ。中原中也の詩「骨」に衝撃を受け作詞を始め、1970年代に歌手としてデビュー。詩人、画家、俳優、競輪ファン、酒豪などとしても知られる。60歳を超える現在でも多くのアーティストに影響を与え続けている。荒々しく叫び続ける友川を追うのは、ミュージックビデオの革命児ヴィンセント・ムーン。カメラを通して撮影するのではなく、カメラを用いてセッションを行う独自の撮影スタイルを確立し、欧米で議論を巻き起こした。美しい映像描写と、ピュアなサウンド、色彩のコントラストが特徴的である。

◆アーティストドキュメンタリーシリーズの第一弾として9月16日(金)~19日(月)に正式上映しますが、8月1日は「友川カズキを仙台で聴く会」の発足を兼ねて試写会を行います。

 

映画「小三治」報告

24日のドキュメンタリー映画「小三治」上映会は、25名限定3回の上映でしたが、好評につき満員御礼の結果となりました。見逃された方も沢山いて、再度上映も考えています。

次のアーティストドキュメンタリーシリーズは8月28日(日)午後1時、4時、6時の3回「草間彌生 わたし大好き」を上映いたします。只今準備中。

前売り販売中◆映画「小三治」

7月24日(日)に、右岸の羊座で上映のドキュメンタリー映画「小三治」の前売券は、おかげ様で午後1時の回は完売しました。午後3時、午後5時の回は若干の空きがあります。お早めにお買い求め下さい。

7月16日(土)の河北新聞・朝刊13面(文化・芸能欄)でこの上映会が記事になりました。

アーティストドキュメンタリーシリーズ

(財)仙台市市民文化事業団の助成・協力を受けこの夏3本のドキュメンタリー映画の上映を行います。アーティストの製作の秘密、横顔に触れられる作品を今後も探して行きたいと思っています。当初、文化施設を利用して行う予定でしたが、地震の影響で使用出来ないため会場は全て右岸の羊座で行います。

◆ドキュメンタリー映画「小三治」(2009年、104分、日本)

出演:柳家小三治、立川志の輔、桂米朝、 監督:康 宇政

こころの底から素直に惹きつけられる「噺」。それを紡ぎ出すに至る裏側には何があるのか?この作品では、高座の表舞台と裏舞台で落語を通じて弟子を育てること。己を磨くこと。そして落語と格闘している噺家のひたむきな姿をドキュメンタリー映画として描き出す。

7月24日(日)午後1時、3時、5時の3回上映(各回25名限定)

前売1200円、当日1500円、

プレイガイド:櫻井薬局セントラルホール、火星の庭、マゼラン、

わでぃはるふぁ、幸洋堂、ACT19、

◆ドキュメンタリー映画「≒草間彌生 わたし大好き」(2008年、102分、日本)

出演:草間彌生、監督:松本貴子

未だに止むこと無く世界の美術界を疾走する草間を、1年半もの間追い続けた渾身のドキュメンタリー映画。「生」と「死」と「愛」のせめぎ合いの中から湧き上がる草間芸術の真髄を記録し続ける。映画はF100号のモノクロ作品シリーズ「愛はとこしえ」50作が完成するその貴重な瞬間に密着する。今まで観ることの叶わなかった、草間の創作活動と日常。

8月28日(日) *時間は後日決定します。

入場料金:1000円(前売は右岸の羊座で)

◆ドキュメンタリー映画「花々の過失」(2009年、70分、日本・フランス)

9月16日(金)~19日(月) *時間は後日決定します。

7月6日(水)夜6時からは有料試写会があります。詳細は前のブログで確認お願いします。

入場料金:1000円(前売は右岸の羊座で)

 

 

ドキュメンタリー映画「花々の過失」

7月6日(水)夜6時半~、 入場料金:1000円

有料試写会 ドキュメンタリー映画「花々の過失」

(日本・フランス/2009年/70分)

主演:友川カズキ、監督・撮影:ヴィンセント・ムーン、

(財)仙台市市民文化事業団 助成・協力

主催・会場・問い合せ:右岸の羊座 022(721)1094

絶叫する哲学者、無頼詩人のロマンを奇跡的に体現する表現者、友川カズキ。中原中也の詩「骨」に衝撃を受け作詞を始め、1970年代に歌手としてデビュー。詩人、画家、俳優、競輪ファン、酒豪などとしても知られる。60歳を超える現在でも多くのアーティストに影響を与え続けている。荒々しく叫び続ける友川を追うのは、ミュージックビデオの革命児ヴィンセント・ムーン。カメラを通して撮影するのではなく、カメラを用いてセッションを行う独自の撮影スタイルを確立し、欧米で議論を巻き起こした。美しい映像描写と、ピュアなサウンド、色彩のコントラストが特徴的である。

◆アーティストドキュメンタリーシリーズの第一弾として9月16日(金)~19日(月)に正式上映しますが、7月6日は「友川カズキを仙台に招く会」の発足を兼ねて試写会を行います。

 

5月29日 午後1時~

前回8日に引き続き1時からは、アッバス・キアロスタミ監督作品「友だちのうちはどこ?」の上映があります。

その後3時からは新しく「ぽっと・らっくカフェ」の企画として「書棚」の開設記念イベントを行います。羊座のオープン時から多大な応援をして下さっている方、千賀七生さんが地震後に自身の本棚の整理をしたいということで映画関連の書籍を寄贈下さりました。絶版のものばかりです。インタビュー形式で千賀さんの映画遍歴をお話し頂きます。

それからもう一つ最後に、ドキュメンタリー映画「小三治」の上映も正式決定しました。詳しくは後日発表します。

ぽっと・らっくシネマテーク報告

去る5月8日(日)、アッバス・キアロスタミ監督特集作品「そして人生はつづく」鑑賞と岩沼市在住のイラン人女性マスメ・ラメザニさんのトークが行われました。2003年に発生した地震後のイランの復興の様子をスライドで見せていただき、パートナーの渡辺さんの通訳を交えながらの約1時間、国によって復旧、復興の進み具合は様々でしょうが、今の日本、東日本大震災の状況と重なり大変興味深いお話しでした。マスメさんは共に助け合わなければ進むことの出来ない「共助」の大切さを繰り返していました。

単に映画の鑑賞だけではなく話しを持ち寄る「シネマテーク」を今後も続けて行きたいと思っています。

1月22日(土)映画「移民の記憶」上映会のお知らせ

今年も右岸の羊座を宜しくお願いします。

昨年12月11日(土)右岸の羊座にてみやぎヒューマンドキュメンタリーを観る会主催「移民の記憶 マグレブの遺産」(97年、フランス、ヤミナ・ベンギギ監督)上映会がありました。同映画が下記会場にて再び上映されます。前回羊座での上映を見逃した方もぜひご参加下さい。

コメンテーターとして参加される西山雄二さん(首都大学東京)のお話もあります。

会場:東北大学川内キャンパス マルチメディア棟6F

時間:第一部:13:00~映画上映、第二部:16:00~17:30討議

入場無料

東北大学大学院国際文化研究科 共同研究プロジェクト(世界のマイノリティー比較研究)

お問い合わせmovietohoku@gmail.com



新企画「映画の教科書」シリーズ上映1

11月27日(土)・28日(日)両日午後1時と4時の2回、セルゲイ・エイゼンシュテイン監督作品「戦艦ポチョムキン」(1925年・ソ連・65分)を上映します。料金1000円(ドリンク・資料付)

右岸の羊座オープンして今月27日で1年が経ちます。昨年上映した作品の中から独創的モンタージュ技法を取り入れた映画「戦艦ポチョムキン」をアンコールでもう一度上映することにしました。また2年目のスタートとともに新企画「映画の教科書」シリーズ上映を始めます。歴史に残る名作の数々を皆で見て語り合いたいと思います。1月もエイゼンシュテイン作品上映です。