飯田橋 ギンレイホール

一昨日の11日、エル・パーク仙台スタジオホールにて「仙台ノスタルジア映画祭」が開催されました。上映作品はともにサイレント映画『君と別れて』(昭和8年、成瀬巳喜男監督)、『腰弁頑張れ』(昭和6年、成瀬巳喜男監督)の2作品。時間の都合上参加することはかないませんでしたが、参加者の方に感想をたずねると「映像とそれに合わせたピアニスト柳下美恵さんの演奏が叙情的で本当に素晴らしい、涙が出た」等々。再び開催される事を希望します。

名画座ギンレイホール 映画キャラバン隊さんの上映会でした。

http://www.ginreihall.com/hallinfo.html (飯田橋 ギンレイホール)

 

阪神大震災 記録映画から学ぶ2

昨年の11月に羊座で開催した「阪神大震災 記録映画から学ぶ」では、神戸・長田区野田北部鷹取地区の震災発生当時から、5年間に渡りまちが再生して行くまでの証言を集めた作品『記憶のための連作 野田北部・鷹取の人びと第14部』と『阪神大震災 再生の日々を生きる』の上映会と青池憲司監督の講演を行いました。

新たに4月7日(土)から4週に渡り再び青池憲司監督作品の上映会を開催します。

上映作品は4月7日・14日・21日『記憶のための連作 野田北部・鷹取の人びと第1部〜第6部』(阪神大震災発生直後から1年間の全容)、そして4月28日には昨年6月から撮影中の被災地・石巻を記録したドキュメンタリー映画・証言篇『3月11日を生きて〜石巻・門脇小・人びと・ことば』です。

 

 

映画 「3.11日常」

(2011年、日本、79分、わたなべりんたろう監督)

映画ライターとしても活躍する、わたなべりんたろう監督が監督を務めたドキュメント。反原発を訴える京都大学原子炉実験所の小出裕章助教へのインタビューを通し、東日本大震災と福島第一原発事故以降の日本の社会や生き方を見つめ直していく。

出演:小出裕章、水野美紀、中川敬ほか、配給わたなべりんたろう

3月10(土)〜オーディオリウム渋谷にて上映

http://311everydayliving.com/ (「3.11日常」オフィシャルサイト)

http://eiga.com/movie/57545/ (映画.com)

 

上映会「星空と路 3がつ11にちをわすれないために」

3月6日(火)〜12日(月)、せんだいメディアテーク7Fを会場に上映会「星空と路 3がつ11にちをわすれないために」が開催されます。

http://www.smt.jp/hoshizoratomichi/7f/index.html (上映作品紹介はこちらから)

作品写真  作品写真  作品写真  作品写真

 

珈琲の旅 訪問地6

珈琲の旅も東北に入り3箇所目の県に突入しました。“北国の澄んだ空気&青い空の下、おいしいコーヒーをつくっています”の言葉に惹かれ秋田県は「アロマ珈琲店」さんにしました。

http://www.web-aroma.com/index.php (アロマ珈琲店)

酸味系 甘味系 苦味系 中間系 様々なブレンドコーヒーの中から今回は苦味系の人気商品

「カリオカブレンド」にしました。飲みごたえのある深煎りです。

本日アメリカの第84回アカデミー賞の受賞作品が決定しました。白黒&サイレント映画『アーティスト』(2011年、フランス映画、101分、ミシェル・アザナビシウス監督)に栄冠が。外国作品賞はイラン映画『別離』(2011年、イラン映画、123分、アスガー・ファルハディ監督・製作・脚本)に。

http://eiga.com/official/oscar/sokuhou.html(映画.COM速報、アカデミー賞受賞結果)

http://artist.gaga.ne.jp/ (映画『アーティスト』公式サイト)

http://www.betsuri.com/ (映画『別離』公式サイト)

公開中『ニーチェの馬』

(2011年、ハンガリー・フランス・スイス・ドイツ合作映画、タル・ベーラ監督、154分)

仙台でも近日中、桜井薬局セントラルホールで公開されます。

【映画表現の限界に挑んだ作品。見るには心の準備が必要。予備知識や能書きはどうでもいい。

言葉に頼らない表現がある。その重みを受け止めてください。】

(アエラ ’12.2.13号 藤原帰一「映画の記憶」より一部抜粋させて頂きました。)

http://bitters.co.jp/uma/index.html (『ニーチェの馬』公式サイト)

ニーチェの馬の場面カット

http://eiga.com/movie/57189/ (映画.COM)

石巻発 証言篇「3月11日を生きて〜石巻・門脇小・人びと・ことば〜」

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『3月11日を生きて〜石巻・門脇小・人びと・ことば〜』

(映画『宮城からの報告—こども・学校・地域』製作委員会・1時間37分・青池憲司監督)

仙台上映会は3月3日(土)午後1時30分から、会場はフォレスト仙台で開催されます。

http://www.forestsendai.jp/annai/tc_13.html

(フォレスト仙台:仙台市青葉区柏木1-2-45 TEL:022-271-9340、

北四番丁駅下車「北2出口」より徒歩約7分)

本編として今夏に製作される作品を前に、門脇小学校をめぐる人々の3月11日における行動の証言をまとめたものです。

東日本大震災で宮城県の小学校は、被災33校、死亡・行方不明の児童186人、おなじく教職員18人という大きな被害を受けました。なかでも、石巻市の被災小学校は14校、死亡・行方不明の児童は138人で、これは、この震災での学校被害の最たるものです。
かつて体験したことのない大地の揺れと迫りくる大津波。そのとき学校現場は事態をどのように判断し、どんな行動をとったのだろうか? こどもたちは? 教職員は? 保護者家族は? 地域の人たちは?
この映画は、昨年6月下旬から撮影している石巻市立門脇小学校の児童、教師、保護者50人を超えるインタヴューを通して、“人は3月11日をどのように生きたか”を提示する作品です。

その内容は当日の震災を経験した人のみならず、震災後ボランティアで被災地に入られた方々、遠方にあって大震災の報道を見聞きしただけの方にも深い共感を与える作品となっています。(映画『宮城からの報告〜こども・学校・地域』製作委員会のサイトより抜粋)

http://www.shinsaihatsu.com/org/aoike-miyagi/

http://www.h5.dion.ne.jp/~vhanshin/column.html

*右岸の羊座(℡022-721-1094)では、3月3日(土)フォレスト仙台で行われる上映会のチケットを販売しております。

 

 

映画鑑賞記2

映画『ものすごくうるさくてありえないほど近い』を鑑賞して来ました。突然襲った悲劇で父親を失い喪失感を抱えながら、もがき苦しむ少年オスカー。周囲に支えられながら再生の日々を過ごして行く姿が印象的な映画です。彼の周囲の人間、特に祖父母の存在が今まで頑なに閉ざしていた少年の心に微かな灯を与えて行く様に思いました。祖父と孫の間にある関係性が一番の薬だったのかも知れません。ストーリーと関係なく感激した事は、祖父役の俳優マックス・フォン・シドーがとても素敵でした。

http://eiga.com/person/69467/

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KATZさんのおすすめ映画7

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年、アメリカ映画、129分、スティーブン・ダルドリー監督)

http://wwws.warnerbros.co.jp/extremelyloudandincrediblyclose/index.html#/home

【こんなお話】
9.11の同時多発テロで、大切な父を失くした少年オスカー。父の突然の死を受け入れられないオスカーは、ある日、父の部屋のクローゼットで見たことのない一本の鍵を見つける。『この鍵は父が
残したメッセージかもしれない』…そう考えたオスカーは、鍵の謎を探しに、広いニューヨークの街へと飛び出した―(TBCみやぎ映画情報より転載)

【KATZの独断と偏見】
奇妙なタイトルのこの映画。その由来を考えるいとまもない程に、物語はどんどん進んでいきます。9.11で父を失った少年は、生前の父に導かれてやっていたように、偶然見つけた鍵をめぐってニューヨーク中を冒険していきます。まるで、鍵の謎が解ければ、父の死を受容できると信じているみたいに。愛する人を失った悲しみからどのように立ち直っていくのか、また、少年を取り巻く人々との結びつきについて、是非、劇場でご確認ください。

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の画像4