青池憲司監督からのメッセージ

みなさん

秋も深まってきました、いかがお過ごしでしょうか。

以前にもおつたえしましたが、
映画『3月11日を生きて〜石巻・門脇小・人びと・ことば〜』(日本語版)
の上映会が、オーストラリアのゴールドコーストで行なわれます。
現地のみなさんのご尽力と多くのご協力のたまものです。ありがとうございます。
わたしもお招きにあずかりました。
映画の上映とともに、「被災地の現在」をお話したいと考えています。

みなさんの友人、知人、ご存知よりの方で、ゴールドコーストと近隣にお住いの方がいらっしゃいましたら、ご案内ください。よろしくおねがいします。

また、いま、この作品の英語版と中国語版の製作を進めています。
広く、世界に発信していきたいと思います。
こちらもよろしくおねがいします。  青池
<以下、主催者の上映案内です>
 
  • 「遠く離れた地でも、被災者の気持ちを分かち合える瞬間があるだろう」
    「被災者に寄り添って撮り続けた監督の生の声を、日本各地から集まっている日本人に聞いて・それをまた誰かに伝えてほしい」1995年、阪神大震災の神戸の復興を描いたドキュメンタリー映画「阪神大震災 再生の日々を生きる」を指揮した青池憲司監督。今回、大震災と津波によって焼失した石巻市立門脇小学校を舞台としたドキュメンタリー映画、「3月11日を生きて」を製作、大震災のその日、午後2時46分の地震発生から翌朝までの約16時間を児童、保護者、教師がどういう思いでその瞬間、時間を過ごしていたのか、37人の実際の被災者がご自身の言葉で語りかけます。

    当日はこの映画の上映、そして映画を作りながら考えたこと、感じたこと、今の被災地支援の現状等、日本からこの上映会のためにゴールドコーストへお越しいただく青池監督に、映画の上映後熱く語っていただきます。お子様にも是非見ていただきたい作品です。是非お越し下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。======================================「3月11日を生きて 石巻・門脇小・人びと・ことば」の上映会日時:11月24日(土曜日)/ 入場無料
    開場:2:30PM  開演:3:00PM
    * 時間はすべてQLD州時間です。

    会場:ベノア小学校講堂(Benowa State Primary School)
    住所:314-355 Benowa Road, Benowa QLD 4217

『3月11日を生きて』上映会inたらこcafe

11月10日(土)午後5時から、仙台市若林区新寺のたらこcafeにて青池憲司監督の証言集・学校篇『3月11日を生きて~石巻・門脇小・人びと・ことば』の上映会が開催されます。

上映後午後7時からは、青池監督の講演があります。

―災害に立ち向かう力を与えてくれるのは「ことば」しかない―

http://ameblo.jp/tarako-01-shintera/ (たらこcafeブログで詳細を確認下さい。)

料金800円(1ドリンク付き)

問い合せ 右岸の羊座 022(721)1094またはuganhits@gmail.com

 

 

羊座に、藤川佳三監督現わる・・・

11月10日(土)より、仙台・桜井薬局セントラルホールにて上映されるドキュメンタリー映画『石巻市立湊小学校避難所』の藤川佳三監督が本日、羊座に。仙台、石巻にPR活動のために訪れているそうです。

監督 藤川佳三

仙台上映成功を羊座でも陰ながら応援させて頂きます。

http://www.minatohinanjo.com/ (映画『石巻市立湊小学校避難所』公式サイト)

http://www.sakura-centralhall.jp/lineup.html (桜井薬局セントラルホール)

ミリキタニさん死去

画家のジミー・ツトム・ミリキタニさん(日系米国人2世)が21日夜、脳出血のため、ニューヨーク市内の病院で死去、92歳。太平洋戦争が始まり、カリフォルニア州の日系人強制収容所に送られ、米市民権を放棄させられた。ニューヨークで路上生活をしながら猫や広島の原爆などをテーマに絵を描いていたのが、映画監督リンダ・ハッテンドーフさんの目に留まり、ドキュメンタリー映画「ミリキタニの猫」(2006年・リンダ・ハッテンドーフ監督)が制作された。

禁断の映画パラダイス

一昨日放送のNHK総合「爆笑問題の探検バクモン」ご覧になりましたか。

「禁断の映画パラダイス」東京国立近代美術館フィルムセンター相模原分館にカメラが潜入。再放送予定:2012年10月30日。

10月31日(水)午後10:55~から「禁断の映画パラダイス(後編)」も放送されます。

http://www.nhk.or.jp/bakumon/nexttime/

 

映画『希望の国』

震災後「映画にできること」をテーマに、園子温監督を半年間密着取材した「ETV特集」が、先月放送されました。ご覧になった方も多いかと思われます。

webDICE(DICE TALK 2012-10-19)で、園子温監督の最新作『希望の国』のプロデューサー汐巻裕子さんが語っています。

「園さんがタブーと言われているネタに臆せずにいち早く取り組んだという優しさを見てほしい。」(汐巻裕子さんインタビューより一部抜粋・詳しくは、webDICE「骰子の眼」)

http://www.webdice.jp/dice/detail/3675/ (こちらをクリック)

映画『希望の国』は、10/20(土)から上映が始まり、仙台は年明け1/19(土)からです。

webdice_本ビジュアル

創刊 ドキュメンタリーカルチャーマガジン『neoneo』

映画、写真、アート、演劇、テレビなど、ドキュメンタリーに関する情報が満載の雑誌『neoneo』が創刊されました。

http://webneo.org/ (公式サイト)

紙媒体とWEB媒体に、連載が開始された「ドキュメンタリストの眼」も必見です。第1回は、ドキュメンタリー映画作家で、「グループ現代」の代表をつとめる、小泉修吉さんの登場。

ドキュメンタリー映画講座

11月10日(土)・11日(日)両日午後2時より、ドキュメンタリー映画『ナージャの村』(1997年、118分、本橋成一監督)『アレクセイと泉』(2002年、104分、本橋成一監督)上映と両作品の撮影監督である、一之瀬正史さんの講演「水俣、チェルノブイリ、石巻を撮って」を行います。

1978年『わが街わが青春~石川さゆり水俣熱唱』で撮影監督デビュー、チェルノブイリ原発事故後に被災地となった2つの村を丁寧に追い続けたドキュメンタリー撮影、そして最新作の映画『津波のあとの時間割』へとつながる経歴の持ち主である一之瀬正史さんを招いて、<撮影の仕事>についてじっくりと語って頂きます。助手時代から交流のある『津波のあとの時間割』監督・青池憲司さんも特別ゲストとして参加します。

当日券800円、2日共通券1300円。申し込み下さい。

℡022(721)1094またはuganhits@gmail.comまで

お勧め作品

  映画『召使』

羊座の常連О女史が自身の映画鑑賞歴の中から、再度観たい作品をピックアップ。購入し、羊座に寄贈して下さっています。

今回紹介するのが、『召使』(1968年、イギリス、115分、ジョセフ・ロージー監督)です。 結婚するために南米から帰った貴族トニーが、バレットという召使いを雇った。完璧な執事ぶりを示すバレットに、トニーは次第にすべてを任すようになる。やがて、二人の間には肉体関係さえ結ばれていった……。一人の召使いのために破滅していく貴族の斜陽を描いたサスペンス・ドラマ。(allcinemaより転写)