ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年、アメリカ映画、129分、スティーブン・ダルドリー監督)
http://wwws.warnerbros.co.jp/extremelyloudandincrediblyclose/index.html#/home
【こんなお話】
9.11の同時多発テロで、大切な父を失くした少年オスカー。
残したメッセージかもしれない』…そう考えたオスカーは、
【KATZの独断と偏見】
奇妙なタイトルのこの映画。その由来を考えるいとまもない程に、
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年、アメリカ映画、129分、スティーブン・ダルドリー監督)
http://wwws.warnerbros.co.jp/extremelyloudandincrediblyclose/index.html#/home
【こんなお話】
9.11の同時多発テロで、大切な父を失くした少年オスカー。
残したメッセージかもしれない』…そう考えたオスカーは、
【KATZの独断と偏見】
奇妙なタイトルのこの映画。その由来を考えるいとまもない程に、
2月に入って、マイク・リー監督の『家族の庭』とジル・パケ=プレネール監督の『サラの鍵』2本の映画を鑑賞してきました。
マイク・リー監督の作品は、脚本が無く長い時間をかけたリハーサルとそこから生まれる即興が作品の核になっていくという特殊な作り方で知られています。「その役の人生を生きて欲しい」という監督の要望を受けた俳優陣が素晴らしい役割を果たしている作品が多い事が魅力です。今回の『家族の庭』も同様に名優たちの個性が隅々まで発揮されている大人が観るに耐えうる映画でした。「どうやったら自分の人生と折り合いを付けて生きて行けるのか」が作品の底に流れるテーマの様に思いました。
もう1本『サラの鍵』は、事前に何も情報を入れないで鑑賞したので冒頭の部分では以前に観た『戦場のピアニスト』や『ライフイズビューティフル』などユダヤ人収容所での人間模様がテーマになっている作品かな。と感じましたが今回は違いました。過酷な少女期を過ごした主人公の人生が少しずつ明らかになるに連れて、懸命に生きた女性の足取りが切なく胸にしみました。と同時に希望も感じられる素晴らしい作品です。祖父母の世代に起こった歴史を37歳の監督が作り上げています。お勧めです。
昨日、女優 淡島千景さん死去のニュースを耳にしました。
樋口一葉の短編小説を原作にした映画『にごりえ』(1953年、今井正監督、日本)にも出演。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AB%E3%81%94%E3%82%8A%E3%81%88_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
必見の名作です。皆さんご覧下さい。羊座に映画『にごりえ』のDVDあります。
サラの鍵(2010年、フランス、111分、ジル・パケ=ブレネール監督)
http://www.sara.gaga.ne.jp/
【こんなお話】
夫と娘とパリで暮らすアメリカ人女性記者ジュリアは、
【KATZの独断と偏見】
1942年パリのユダヤ人一斉検挙と、それを取材・調査していく2009年のジャーナリストの物語。
2つの時代を見事に交錯させながら、
「亡くなる」というより、人生という舞台から立ち去った、
仙台フォーラムで今上映中の映画『家族の庭』(2010年、イギリス、マイク・リー監督)。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD19600/index.html
お客さんの間でなかなか好評の様です。俳優たちの丁寧な演技が素晴らしいと。
J・エドガー(2011年、アメリカ、138分、クリント・イーストウッド監督)
http://wwws.warnerbros.co.jp/hoover/index.html#/home
1924年、FBI初代長官に任命され、他界するまで約50年の間その地位に在任したJ・エドガー。彼は強力な権力を手にし、国さえも動かしていた。50年間に入れ替わった大統領は8人にのぼり、その誰もが彼を恐れた。FBIを犯罪撲滅のための巨大組織へと発展させたJ・エドガーだが、その一方で彼には常に黒い疑惑やスキャンダラスな噂がつきまとう。国家を守るという信念のもと、彼が行った“正義”とは…?(TBCみやぎ映画情報より転写)
イーストウッド監督の新作が本日1月28日より公開になります。レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、ジュディー・ディンチ等の俳優陣に脚本は『ミルク』のD・L・ブラック。
キネマ旬報(No.1603 2月上旬特別号)のREVIEW鑑賞ガイドにて、映画評論家でサスペンス映画論を研究テーマにしている三浦哲哉氏は5つ星を付けて下記の様に記しています。一部抜粋します。
【サスペンス構成における禁じ手「偽のフラッシュ・バック」。その技法が元FBI長官の「偽の回顧録」において見事な効果を発揮する。】
仙台での公開も待ち遠しいです。
https://www.facebook.com/jedgarjp フェイスブックもご覧ください。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20120125-OHT1T00274.htm
新作「The other sea」撮影中の事故死だった様です。20世紀のギリシャを描く第1弾「エレニの旅」(05年)、第2弾「第三の翼」(年内公開予定)に続く新たな三部作の第3弾。世界恐慌前の1928年のギリシャを舞台にした風刺劇という。監督は「今年中には完成させたい」と話しており、来年のカンヌ国際映画祭への出品を予定していたという。
今年の元旦に映画「エンディングノート」を鑑賞して来ました。その日のブログでも感想を書き込みました。
http://www.hitsuji.info/archives/1155
自分とKATZさんの感想をくらべてもそれほどの違いは感じないと思いましたが、羊座の常連倉中さんは面白い感想を自分のブログで述べています。こうも違うものかと感心してしまいますが、独自の倉中目線はとても面白く、店でも話題にしています。
50/50 フィフティ・フィフティ(ジョナサン・レヴィン監督、 http://5050.asmik-ace.co.jp/
【こんなお話】
酒もたばこもやらない普通の青年アダム、27歳。そんな彼は、
【KATZの独断と偏見】
タイトルの「50/50」は、
病気やそれを取り巻く人々の反応など、
難病モノは暗く重苦しい映画になりがちですが、本作はコメディの要素を上手に取り込み、
色々な役柄をこなしますね。
恋の罪(2011年、日本、園子温監督) http://www.koi-tumi.com/index.html
【こんなお話】
大都会の片隅。どしゃぶりの雨が降りしきる中、
(TBCみやぎ映画情報より転載)
【KATZの独断と偏見】
園子温ワールド全開です。園子温監督は『時効警察』
http://www.dongyu.co.jp/profile/ShionSono/
【羊座コメント】
羊座の常連の方たちの間でも東電OL事件は関心がとても高く、会話の中に度々登場する話題です。園子温監督の世界観でどのように描かれているのか、お正月に観てこようと思います。