キンシャサの奇跡

やっと『ソウルパワー』見ました。前から評判は聞いてはいたものの見て良かったです!74年キンシャサの熱気が30数年たった今映画館で味わえました。ボクシングの世紀の一戦 アリVSフォアマン戦に先駆けて3日間にも及ぶアフリカ系アメリカ人ミュージシャンとアフリカンミュージシャンの熱演の音楽祭。同じルーツを持った人々による一体感が画面からも伝わって来て実現したことへの喜びが何よりも感じ取れました。圧倒されました。

奇跡つながりでもう一つ。『ベンダ・ビリリ ~もう一つのキンシャサの奇跡』が上映されます。http://bendabilili.jpで詳細をご確認下さい。宮城県では8月29日(日)13:30~えずこホールで上映会がありす。

9月からは初の日本ツアーもあります。

緊急告知!イタリア映画「やればできるさ」上映会

今日も暑い、暑い一日でしたね。

昼下がり読書にふけっていたところコッペの飯嶋さんが羊座に現れ、上映会告知のチラシを持ってきてくれました。

飯嶋さんはNPO法人麦の会「コッペ」(パンとクッキーの販売)代表の方です。(ちなみに羊座のトースト、ザータルトーストはコッペさんの食パンを使用しています。)

2009年5月朝日新聞主催のイタリア映画祭で上映された話題作です。

2010.8.29(日) PM15:15~(PM14:40開場)

会場:仙台サンプラザホール

参加費:無料(当日カンパにご協力いただけると助かります)

詳しくは下記のチラシをクリックしてください。↓

「子供と動物と素人には勝てない」

 「煙突の上でこの森繁と対したあがたも熱演。芝居は二度目という余裕のなさが追われる男に妙なリアリティーを持たせた。」「この森繁」とは森繁久彌のこと。35年前の11月大阪・梅田コマ劇場での森繁久彌特別公演『にっぽんサーカス物語 道化師の唄』公演にあがた森魚が出演した際の読売新聞の劇評を探し出した。(画面上☒)あがた森魚の余りの素人演技にあきれた森繁が共演を嫌い、作・演出の小幡欣治(今春死去)に降ろせと要求。小幡の「一生懸命やっているじゃないか」との言葉にそれならと毎日開幕前に特訓が始まった。今日は5点、今日はちょっといいから10点だと5点刻みの採点ををつけられそのうち「やれば出来るじゃないか」と褒めてくれたという。1ヶ月後の千秋楽の後森繁は「この私でも勝てないものが3つある。子供(子役)と動物と素人だ。それにしても君はそのまんまだな、役者は舞台の袖からステージに上がるときは誰でも凄く緊張をするものなんだ。それを君はスーっとそのまんま上がる」と感心したそうである。

 一度目の芝居とは今年7月10日に死去したつかこうへいの『熱海殺人事件』(初演)である。主役を三浦洋一、平田満、あがた森魚のトリプルキャストで競った。出演が当日になって「今日はお前だ」という決め方。舞台を見せたい友人、知人に知らせる事が出来ないためにつかに「前もって出演日を決めてくれないか」と申し入れたところ不快がり出番が減った。以来つかこうへいとの交流は無いが、つかの口移し演出は刺激的で面白かった。

このエピソードは8月7日の第1回あがた森魚 キネマパラダイスでのトークの一部です。

お知らせ:9月4日(土)~6日(月)の3日間羊座は夏休みをいただきます。

ストーンズ イン エグザイル見た?

今日は休日。待望の『ストーンズインエグザイル』を見て来ました。1972年に発表された『メイン・ストリートのならず者』のレコーディーングの作業風景とその場に立ち会った人たちのインタビューで構成されたドキュメンタリー。

過去にも『ワンプラスワン』(’68 ゴダール監督作品)や『シャイン・ア・ライト』(’08 スコセッシ監督作品)を見てきたが、これらの作品より今回の映画はキース・リチャーズの南仏の家でのレコーディング風景が中心の自由な雰囲気が伝わって来て、観ていても気軽に見られました。キースとアニタのストーンズへの貢献度が解る。このようなアーカイブ作品を今後も見たいですネ!ちなみに羊座ではストーンズの映画やCDを壁に陳列してあります。ご来店の際手に取ってみて下さい。

新ブログ宜しくお願いします。

8月6日(金) 第2回パレスチナ映画茶話会
8月7日(土) 第一回あがた森魚 キネマパラダイス
皆さん参加下さって有難うございました。
次回の内容企画中です。

ブログ引越しします。下記アドレス宛てアクセスくださるようお願いします。

内容充実目指して頑張ります。

http://www.hitsuji.info

あがた森魚の月刊映画常設館仙台に誕生

右岸の羊座では、8月より新設の「あがた森魚キネマパラダイス」で月間映画を定期的に上映するとともに、あがた森魚が俳優として出演した作品や影響を受けた映画、おすすめ映画などを「あがた森魚映画講座」風に参加者とともに見て行きます。

乞うご期待ください!

あがた森魚氏のトーク