アーティストドキュメンタリーシリーズ第一弾の3作品目
「友川カズキ 花々の過失」(ヴィンセント・ムーン監督・撮影、2009年、70分、日本・フランス)の上映時間は、
9月16日(金)、17日(土)午後6時半~
9月18日(日)、19日(月)午後3時半~の各日1回の上映になります。
前売・1000円(当日1300円) 問い合せ・右岸の羊座 022(721)1094。
映画「花々の過失」は、ひとりの日本人の熱い思いから始まった。ヴィンセント・ムーンに送った一通の電子メール。「友川カズキという日本のミュージシャンを撮影して欲しい」。招きに応じ日本にやってきたヴィンセントは、友川カズキの2週間の旅に同行し、その人生の、ほんの一瞬を切りとった。2週間という時間を短いというのは簡単だ。短くても、確実にそこに流れている時間。ひとすじの風が吹き抜ける。ひとりのミュージシャンの生きざまが重なる。
友川カズキ プロフィール
歌手・詩人・画家・競輪愛好家・エッセイスト・俳優・酒豪。1950年2月16日、秋田県山本郡八竜村生まれ。74年レコードデビュー。86年まではメジャーで、以降インディーズで計30作を超える作品を発表する。執筆活動や画家活動も並行して行い、1998年~2002年には東北放送のメインコメンテーターを務めた。最大の趣味である競輪に関する評論も多数あり、現在も「夕刊フジ」に定期的に寄稿中。2010年末には映画「花々の過失」が国内公開。同時に40年にわたる創作キャリアを総括した歌詞集「友川カズキ歌詞集 1974-2010 ユメは日々元気に死んでゆく」(ミリオン出版)を上梓。2011年1月には宇川直宏氏主催の「DOMMUNE」への出演を果たすなど、世代を超えてその表現者としての姿に注目が集まっている。最新アルバム「青いアイスピック」(PSFレコード)。