1月15日(日) 長井勝一漫画美術館で

午後2時からふれあいエスプ塩竈内 長井勝一漫画美術館で「あがた森魚音楽会+沼田元氣の世界」を開催します。デビュー40年を迎えるあがた森魚さんと「こけし時代」の創刊で新たな日本原風景の旅を始めた沼田元氣さん。異色のコラボレーションが実現します。

今年もあとわずか

12月の今頃の時期になるとテレビ朝日系「徹子の部屋」では、過去に出演したVTRを観ながら、縁の人が故人を偲ぶ追悼特集を毎年放送しています。

先日は俳優・原田芳雄さんを偲んで石橋蓮司さんがスタジオで語っていました。ご覧になった方も多いと思いますが、本当に今年2011年は日本の映画界にとって貴重な人を失ったと言っても過言ではないと思います。映画を作る事を「遊び」という言葉で表現し、世代の違う映画人が原田邸に集まって行なっていた宴会を「(人間関係の)下ごしらえ」と言っていた原田さん。その姿勢が作品にも繁栄されていました。

第36回 報知映画賞・特別賞に輝きました。

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20111129-OHT1T00018.htm?from=related

 

こけしがついに・・・

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こけしブームの今、

ついにはhttp://kokeshikan.exblog.jp/17141712/ NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』のモデルになっているコシノファミリーがこけしになった様です。

こけし絵日記―津軽こけし館のめごこ達―』には様々な表情をしたこけしが紹介されています。楽しくなるブログです。

伊藤さんとお話しするようになって、こけしの系統や風土によって特徴や趣きが異なっている事など新しい発見に日々楽しみが増しています。私の様なこけし鑑賞歴の浅い方にも、今回紹介したブログは写真入でとてもわかりやすく、こけしの世界の扉を開けてくれるに違いありません。

写真提供 伊藤ちか子さん

舞踏家 福士正一さん

今から1年前の2010年11月6日(土)「舞踏とあがた森魚のコラボレーション 左岸から右岸への漂流」では、あがた森魚さんの演奏に合わせて福士正一さんが広瀬川の河川敷で踊りました。開演後すぐには川で羽を休めていた白鷺も踊る福士さんの傍までやって来るなどの美しい風景がそこには有りました。様子がyoutube http://www.youtube.com/watch?v=nmsxoPJzuIEでご覧になれます。

函館イルミナシオン映画祭 開催

11月29日(火)羊座で緊急ライブを行なったあがた森魚さんはその翌日函館へ向かいました。

12月2日(金)〜4日(日)の3日間、函館イルミナシオン映画祭が開催されています。

3日(土)赤レンガ倉庫・金森ホールの『マイ・バック・ページ』の上映+ゲスト川本三郎さん、あがた森魚さんの対談。同ホール4日(日)の「さよなら原田芳雄さん」では『寝盗られ宗介』の上映+若松孝二監督のトークが注目。

http://www.hakodate-illumina.com/index.shtml

 

 

本日は「映画の日」

1896年神戸市において日本で初めて映画が公開されたのを記念して、1956年に日本映画連合会の総会で12月1日を映画の日にすること制定したそうです。今日は映画の記念日です。何か観ましたか。

映画の日にあわせて今日はKATZさんのお勧め映画をご紹介します。以前にも羊座ブログに山形国際ドキュメンタリー映画祭の作品の感想を寄せて下さりましたが、今後も時々KATZさんの鑑賞遍歴を伺おうと思っています。

  【作品】  コンテイジョン(2011年・アメリカ・スティーブン・ソダーバーグ監督)

現在 MOVIX仙台で公開中 http://www.movix.co.jp/app/title/T0010856.html

【こんなお話】
ある日突然、謎のウィルス感染が発生する。米国疾病対策センター(CDC)や世界保健機関(WHO)が事態の収拾に努めるも、ワクチンの開発は困 難をきわめ、正体不明の新型ウィルスは全世界に広がっていった。その恐怖はウィルスよりも早く感染し、人々はパニックに陥り、社会は崩壊してい く。国家が、医師が、そして愛する者を守ろうとするごく普通の人々が、最後に選んだ結論とは…
(TBCみやぎ映画情報より転載)

【KATZの独断と偏見】
スティーヴン・ソダーバーグ監督です。パンデミック映画(というジャンルがあれば)
としては白眉です。過剰なアクションに頼ることなく、逆にウェットなヒューマンドラマに
堕することもなく、絶妙な距離感で淡々と、(たぶん)科学的に正確に物語を進めて
いきます。そこが恐怖感を倍増させています。
キャストが豪華なのですが、皆、スターのオーラを消し去って演技しており、
そこが、絵空事ではない、現実にありうる物語に見えてきて恐ろしくなります。
ウィルスがあってもワクチンが出来て、病気を治してくれるだろう、と思いがちですが、
ワクチンを正しく使用しない(できない)ことによって、ウィルスが多耐性を獲得し、
最悪の事態にもなりうる、と聞いたことがあります。映画を見ながら、ワクチン開発の
スピード勝負と、もしウィルスが耐性を獲得したら、、、と考えてしまい、怖くなってきました。
監督は撮影畑の人なので、ひとつひとつのカットがキマっています。
多用される広角レンズでの絵が効果的です。
物語のラストも思わず唸りました。

【羊座の一言】

ソダーバーグ監督作品は好きな方で劇場に足を運んで見ているものが結構あります。「エリン・ブロコビッチ」のジュリア・ロバーツや、「トラフィック」「チェ28歳の革命」等のベニチオ・デルトロなどソダーバーグ監督との仕事から新境地を開いている俳優も多数いるのではないかと思っています。