証言篇『3月11日を生きて〜石巻・門脇小・人びと・ことば〜』

4月28日(土)午後3時から右岸の羊座では、石巻を記録したドキュメンタリー映画 証言篇『3月11日を生きて〜石巻・門脇小・人びと・ことば〜』(2012年、1時間37分、青池憲司監督)の上映会を行います。ぜひご参加を。参加費1000円。

上映後には青池憲司監督の講演と、今回石巻の撮影スタッフの方々も参加しての本編完成目前の激励会を開催します。1年間にわたる撮影を終え、4月末日に石巻を離れる青池組の皆さんを囲んで送別会も兼ねた会にして行こうと思っております。こちらもご参加下さい。

昨日、青池監督から近況メールが届きました。ご紹介します。

(石巻活動報告28)

このところ、撮影の合間をみて、挨拶まわりをしています。
石巻を、いったん、去る日がちかづいたのです。
20日、門脇小学校の朝の会(全校集会)で、こどもたちといっしょに校歌をうたい、
お別れのことばをのべました。
21日、PTA総会で保護者、教職員のみなさんに挨拶。
22日、山楽耕(やまがっこう=昨年6月から10月まで宿舎としてつかわせていただいた大郷町の民家)
に集るみなさんへのお礼と『3月11日を生きて〜石巻・門脇小・人びと・ことば〜』の上映会。
みなさんには、毎日、朝夕のおいしい食事をつくっていただきました。

そして、撮影時にお世話になった取材対象者への挨拶、
私的には、親しくなった住民さんとの一献など多忙です。
通いなれたあの店この店にももういちど行きたい。
といっても、「タイトル未定」(門脇小1年間の記録)の編集作業を東京で3か月ほどして、
8月には上映で石巻へもどってきます。
石巻のみなさんとはしばしのお別れです。

門脇小での撮影は19日ですべて終了し、
いまは、復興まちづくり協議会の活動と北上川の自然を撮っています。
後者は、天気に左右されます。
やはらかに柳あをめる
北上の岸辺目に見ゆ
・・・
といきたいところですが、なかなかお天道さまが味方してくれません。
酒の呑みかた(お天気まつり)が足りないのでしょうか。

青池憲司

 

 

映画上映会『ぼくたちは見た-ガザ・サムニの子どもたち-』

6月2日(土)14時〜、エルパーク仙台ギャラリーホールにて上映会

前売1000円(「火星の庭」にて販売中)、当日1200円

主催:パレスチナと仙台を結ぶ会、協力:みやぎヒューマンドキュメンタリーを観る会

(2011年、日本、86分、古居みずえ監督・撮影)

親を亡くし、家も学校も破壊された子どもたち。しかし、ガザにはストリートチルドレンは存在しない。親を失い、兄弟を失っても、兄弟姉妹、いとこ、おじさん、おばさん、おばあさんといった大家族が彼らを引き取り、新しい家族としての“絆”を深めてゆく。封鎖されたガザでは、物資も少なく、日々の食事の支度もままならない。それでも、家族で食卓を囲み、瓦礫のあとで遊びながら、子どもたちはたくましく生きていく。

http://whatwesaw.jp/ (『ぼくたちは見た』公式サイト)

映画鑑賞記『亀も空を飛ぶ』

(2004年、イラク・イラン、バフマン・ゴバディ監督)

たくましく生きる子どもたちと、彼らが経験する出来事をリアリズムと幻想を混在させ力強いタッチで描く。映像も素晴らしい!

亀も空を飛ぶ

http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD7154/ (亀も空を飛ぶ – goo 映画)

 

映画『晴れ舞台はブロードウェイで! シニア劇団の挑戦』

(2011年、日本、68分、倉田操監督)

大阪府箕面市のアマチュア劇団『すずしろ』。団員は60才から84才までのシニア劇団。「どうせ演るならブロードウェイへ!」との提案を受けて本場ニューヨークの舞台へ大挑戦!! 病気や介護などそれぞれの事情を抱えながら、シニア劇団「すずしろ」がブロードウェイへ挑戦する姿を記録したドキュメンタリー映画。

http://suzushirodaikon.com/story.html (公式ホームページ)

団塊シニア世代は益々話題に。注目の作品です。渋谷アップリンクにて上映中!

阪神大震災 記録映画から学ぶ2

明日4月14日(土)は、<上映2>記憶のための連作「野田北部・鷹取の人びと」第三部・第四部上映会を3時から右岸の羊座で行います。

三部・四部の内容は、阪神大震災発生から3ヶ月が過ぎ住民と専門家とボランティアが地区計画の勉強会を頻繁に開いている様子が出てきます。議論が活発化して行きます。