生きつづけるロマンポルノ

製作費750万円、上映時間70分以内、撮影は最小限スタッフ編成、オールアフレコ、オールカラーで10日間、という一応の枠組みはあったものの、自由に撮れる場として多くの若き才能が開花、2本立て、3本立てを維持する量販体制から1971〜88年までの17年間で約1100本の作品群が誕生した「日活ロマンポルノ」。日活が創立100年を記念しての特別企画<生きつづけるロマンポルノ>特集上映が5月12日よりユーロスペスで始まった。厳選された32作品に加え、幻の初公開作『白昼の女狩り』(1984年、曽根中生監督、森下馨脚本)も登場。

日活創立100周年記念 特別企画「生きつづけるロマンポルノ」予告篇

曽根中生監督、20年ぶりに!(シネマトゥデイ) http://www.cinematoday.jp/page/N0042052

あがた森魚さんデビュー40周年記念ツアー

4月21日(土)、北海道・道新ホールから始まった全国5箇所「女と男のいる舗道 あがた森魚デビュー40周年記念ツアー」が昨日12日、東京・日比谷公会堂で幕を閉じた。

5月10日(木)発行の夕刊フジ「ぴいぷる」にてあがたさんのインタビューが掲載されておりました。

「これからの10年は、60年代のようにいろんな新しいものが生まれる気がする。僕もあと10年で70代半ばになる。クリエーティブなことができる最後の10年になりそうです」(一部抜粋)

詳しくは→ http://www.zakzak.co.jp/people/news/20120511/peo1205110758000-n1.htm

 

お知らせ

石巻・門脇小を撮影した青池憲司監督のドキュメンタリー映画が8月に本編完成予定です。右岸の羊座ではそれにあたっての上映準備委員会を立ち上げました。まずは明日5月11日(金)午後4時〜、映画『宮城からの報告―こども・学校・地域』製作委員会・事務局長 佐藤 進さんを交え打ち合わせを行います。参加自由。今後も定期的に行う予定です。羊座ブログでお知らせ致します。

本日発売 アルバム『女と男のいる舗道』

あがた森魚デビュー40周年記念アルバム
あがた森魚がセレクションした映画主題歌集 「あがた森魚獨唱的 卋界映畫音樂主義」

第一弾!

サウンドプロデュース:白井良明

あがた森魚40周年コンサート & 『女と男のいる舗道』 チョコット案内!

セントラルで上映中

5月11日まで15時〜上映、ドキュメンタリー映画『ショージとタカオ』(2010年、カラー、158分、井出洋子監督)

布川事件の実行犯として逮捕・起訴され、無期懲役が確定した後、獄中生活を送ることになった2人の男性が、失われた人生の時間を取り戻すために戦い続ける姿を追うドキュメンタリー。

2人の存在を知ったディレクターの井手洋子が、仮釈放された1996年秋から再審公判が始まった2010年夏までの14年間に密着。

http://shojitakao.com/movie.html (ショージとタカオ 公式ホームページ)

http://www.sakura-centralhall.jp/joeichu.html (桜井薬局セントラルホール)

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休みの日に思うこと

ゴールデンウィークの初日ともいえる28日の『3月11日を生きて〜石巻・門脇小・人びと・ことば〜』上映会+懇親会、翌29日の「友川カズキライブin青葉神社」と私個人にとってとても深い体験をしたと思っています。両日ともショックなくらいの衝撃をうけました。

青池組の方々との対話は、「上映会報告」でも記述しましたが撮影現場の臨場感といったものが感じられた素晴らしいものでした。今後もこの様なスタイルの羊座だけの上映会を続けて行きたいと思っております。宜しくお願いいたします。

翌日の友川さんライブは、多くの方々の協力で実現出来たというという「友川カズキ展実行委員会」の一員としての嬉しさと、やはり何といっても友川さんご本人の凄さが際立ったライブでした!観客すべてをかっさらって行った暴風というのか、台風の様な印象でした。会場の青葉神社には若い男性ファンが多数駆けつけ熱狂。惹きつけられる魅力満載、納得です。すぐにとはいかないにしても、今後も仙台で実現出来る様準備をして行きます。

この数日、ブログ更新せずに申し訳ありませんでした。やっとショックから立ち直りつつあります。

上映会報告

先月28日(土)『3月11日を生きて〜石巻・門脇小・人びと・ことば〜」の上映会、多くの皆さんにご参加頂きました。感謝申し上げます。

上映後には青池憲司監督、そして今回カメラを担当された一之瀬正史撮影監督、監督助手を務められた尾崎日出夫さんの1年間の撮影話と現在の石巻の様子など質疑応答をしながらお話し下さりました。まだまだ困難な状況下の被災地ですが、少しずつ前進して行っている様子が映画からもお話しからも感じとれた様に思います。途中「今回の撮影談とは話題がそれますが・・・」とのことわりを入れて、若き日に写真家を志していた一之瀬カメラマンが衝撃を受けたドキュメンタリー作品『留学生チュア・スイ・リン』の話をして下さりました。この1本の映画体験が、ご自身が映画の世界に足を踏み入れるきっかけになったと。映画が与える影響の大きさ、そして感情が揺さぶられる様な感動体験がとても大切、原点なのだという事を再確認させられました。そして会の最後、懇親会では、これまた映画ファンにとってとても貴重な話を語ってくれましたよ。フィルム時代の撮影方法、CMの撮影談、業界にあるジンクス(?)「お天気まつり」「3時の馬鹿っ晴れ」等々・・・。話がつきませんでした。青池監督、一之瀬カメラマン、尾崎助手、爽やかな清々しい印象のお三人でした。8月の本編完成時の再会を楽しみにしております。

青池監督の<石巻撮影報告29・>をご紹介します。

門脇小学校撮影隊は、あす、被災地石巻を去ります。
したがって、お目汚しなこの報告も今回がさいごになります。
多くのみなさんから、この報告への返信のかたちで、励ましのメールをいただきました。
ありがとうございます。

2月に上映をはじめた、
『3月11日を生きて〜石巻・門脇小・人びと・ことば〜』(DVD 97分)は、
おかげさまで好評をもって迎えられ、まずは安堵しています。

全国で自主上映会がはじまっていますが、みなさんの地域でも企画していただければさいわいです。身のまわりの小さなサークル、グループ、コミュニティで上映して語り合っていただきたいと思います。作品DVDのご購入と自主上映会のお問い合わせは下記におねがいします。
上映会については事務局にお問い合わせください。
映画「宮城からの報告」製作委員会/事務局長:佐藤進

 住所:982-0013 仙台市太白区太子堂5-20 電話:090-2955-7868

 E-mail : dorian@mrg.biglobe.ne.jp  http://www.miyagireport.org/

元の門脇小学校のさいごの撮影をしました。

わたしたちが門脇小を撮影したさいしょのころは、
瓦礫のなかをキャメラと録音機を担いで歩いて近づいて行きました

きょうは、門脇小と直角に交わる直線道路を車で走り、
キャメラをトラックバック(後退移動)させました。
門脇小学校はだんだん遠ざかって行きます。

東京へもどって、5月〜7月は村本勝、尾崎日出夫と3人で編集室に籠ります。
まだタイトルも付けられていない、門脇小学校の1年間の記録は8月完成予定です。

青池憲司

(4月29日受信のメールから転写しました。)