小さな羊のシネマテーク6

60年代、70年代のヨーロッパ映画を中心に、毎週テーマになる映画1つを取り上げ、「語り」その時代を追いかけていきます。

明日27日(月)午後6時30分からのピッコラ・ペコラの会では映画『地獄に堕ちた勇者ども』(1969年、157分、イタリア・ドイツ・スイス合作、ルキノ・ヴィスコンティ監督・脚本)を取り上げます。『ベニスに死す』『ルードヴィッヒ』へと続くドイツ3部作の1作目。

三島由紀夫が本作を絶賛し、「久々に傑作といえる映画を見た。生涯忘れがたい映画作品の一つになろう」ではじまる評論を寄稿している。三島氏の戯曲『わが友ヒットラー』も読みたいところです。