昨日、第149回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が17日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞に藤野可織さん(33)の「爪と目」(新潮4月号)、直木賞に桜木紫乃(しの)さん(48)の「ホテルローヤル」(集英社)がそれぞれ選ばれた。
同日、読売新聞で作家の島田雅彦さん(52)が、アッと驚く文庫本を出版したという記事をみつけました。その名も、『島田雅彦芥川賞落選作全集』(河出文庫、全2巻)。今年デビュー30年、現在は選考委員を務めるものの、島田さんにとっては因縁の芥川賞。
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20130709-OYT8T00855.htm?from=navlk (読売オンライン)
上巻には「優しいサヨクのための嬉遊曲」「亡命旅行者は叫び呟く」「夢遊王国のための音楽」を、下巻には「僕は模造人間」「ドンナ・アンナ」「未確認尾行物体」を収録。 河出書房新社 1050円