2月15日(土)は、上映会の打ち合わせがあり、午後1時30分からの営業開始となります。よろしくお願いいたします。
月別アーカイブ: 2014年2月
我々のものではない世界 上映会
パレスティナ、アラブ首長国連邦、イギリス/2012/アラビア語、英語/カラー、モノクロ/93分 監督:マハディ・フレフェル Mahdi Fleifel
■ 3月2日(日)14時 エル・パーク仙台ギャラリーホール
北欧に移住したパレシティナ難民の監督が、かつて住んだレバノン南部のパレスティナ難民キャンプへ里帰りするたびに撮影した映像と、父の残したホームビデオなどを織り交ぜ、家族や友の歴史、難民キャンプの変貌を、素直な語り口ですくい上げる。パレスティナの置かれている悲劇的な状況が、当事者でもなく、完全な第三者でもない視点から紡がれていく。タイトルは1972年に暗殺されたパレスティナ人作家、ガッサン・カナファーニーの小説名からとられている。 (作品提供:山形国際ドキュメンタリー映画際)
〔マハディ・フレフェル監督のことば〕
記憶する、または記録するという義務を、私は祖父からそしてとりわけ父から受け継いだと感じている。父はまるでとりつかれたように、家族の日常のすべての瞬間を映像に残していた。父の情熱が私に感染し、そして私は今ここで、父の残した映像をもとに、パレスティナ人として存在すること、それ自体を描き出す。単に紛争と苦しみについて記録するのではなく、より人間的な物語だ。
■ マハディ・フレフェル- パレスティナにルーツを持つデンマーク人の映像作家。ドバイで生まれ、レバノンのアイン・エル・ヘルワ難民キャンプで育ち、その後デンマークのエルシノア郊外に移住。ビデオマニアだった父親の影響で幼い頃から映画作りを始める。イギリスの国立映画テレビ学校で学び、映画監督のウダヤン・プラサット、イアン・セラー、スティーブン・フリアーズに師事。1年生の時に監督した「After&I」は多くの国際映画祭で上映され、賞を獲得。2010年にはアイルランド人プロデューサー・パトリック・キャンベルと共同で、「ナクバフィルムワークス」をロンドンで設立。自伝的長編映画「我々のものではない世界」はここからリリースされた。(山形国際ドキュメンタリー映画際2013・公式カタログより抜粋)
■ 入場料:前売り1200円、当日1500円
■ プレイガイド:桜井薬局セントラルホール
■ 主催・予約・問い合わせ 右岸の羊座 ℡022-353-9071またはuganhits@gmail.com
■ 後援:山形国際ドキュメンタリー映画際、パレスチナと仙台を結ぶ会、パレスチナ・オリーブ、みやぎヒューマンドキュメンタリーを観る会、朝日新聞、河北新報
■ 協力:映画「宮城からの報告~こども・学校・地域」製作委員会
ロシア映画を研究する会 キノエクラン
・・・・・・・・・・・・グレゴーリー・チュフライ監督特集・・・・・・・・・・・
2月11日(火・祝) ①女狙撃兵マリュートカ 午後1時30分
②誓いの休暇 午後4時
22日(土) ③誓いの休暇 午後1時30分
④女狙撃兵マリュートカ 午後4時
2作品観賞で1000円(資料・ロシアンティーとピロシキ付)
*11日午後3時からは、
日本ユーラシア協会宮城県連合会事務局長・ 移川仁さんの解説があります。
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■女狙撃兵マリュートカ(1956年・93分)赤軍の女狙撃兵マリュートカは、四十一番目の敵を射止めた。その敵は白軍の中尉で、彼は負傷しただけですみ捕虜となった。マリュートカは中尉を船で護送することになるが、船は難破し孤島にたどりつく。しかたなく二人だけの生活が始まり、いつしか敵同士の二人の間に愛が芽生えはじめる・・・。原作はボリス・ラヴレニョフの短編「41番目の男」。1957年カンヌ国際映画祭審査員賞受賞。
■誓いの休暇(1959年・87分)一兵卒の帰郷を軸に、戦争反対をうたいあげた名作。19歳の兵士アリョーシャは思いがけぬ戦功から英雄と呼ばれ、6日間の帰郷の休暇をもらう。ところが、親切心から列車に乗り遅れたり、頼まれたことずてを人に届けたり、貨物列車で偶然出会った娘と淡く悲しい恋をしたりする。結局母のもとへ辿り着いた時にはすでに帰路の日数を残すのみだった・・・。1960年カンヌ国際映画祭最優秀特別作品賞はじめ受賞多数。
会場・問合せ:
右岸の羊座 仙台市若林区南小泉4-1-11 ℡022-353-9071