明日19日(月)、「小さい羊のシネマテーク13」行います。参加費300円。
取り上げる作品は、『郵便配達は二度ベルを鳴らす』( Ossessione, 「妄執」の意)です。1942年(昭和17年)製作・公開のイタリア映画、ルキノ・ヴィスコンティ監督の長編処女作である。原作はジェームズ・M・ケインの『郵便配達は二度ベルを鳴らす』だが、クレジットでは示されていない。原作者の許諾を得ることなく映画化された違法な作品であるため、イタリア公開時に数日で上映禁止となり、長らく「幻の処女作」と呼ばれていた。アメリカでの公開はヴィスコンティの死後、1976年のニューヨーク・フィルム・フェスティバルであった。日本ではタイトルをケインの小説に合わせて1979年に公開された。